【DWCS2022#09】悪質なアイポークに負けず、タジキスタンのアリエフがウィックをパウンドアウト
<ライト級/5分3R>
ニュルロ・アリエフ(タジキスタン)
Def.1R4分36秒by TKO
ジョシュ・ウィック(米国)
サウスポーのウィックがタッチグローブなしに距離を詰める。そのウィックが右ロー、アリエフは左ジャブを見せて間合いを測ると、ダブルレッグでケージに押し込んでいく。するとアリエフは目を指で突かれたと抗議して離れる。これは避けようと思えば避けられる悪質な反則だが、減点はなかった。
同じポジションで再開後、アリエフはボディロックテイクダウン。ウィックがすぐに立ち上がり、ケージに押し込まれた形で。指ではないが掌で同じ左目を押すウィックは、2度目のテイクダウンを許す。鉄槌からエルボーを落としたアリエフは、同じ攻撃を繰り返す。ボディから顔面を殴られたウィックが下からヒジを打ち返すも、直後にアリエフがパンチを纏める。攻め急がず、削っていくアリエフに対し、再び目の辺りに指を持っていったウィックがミッションコントロールも、すぐにクローズドに戻す。残り50秒を切り、アリエフが右の鉄槌を連打、さらに左右のパンチと猛ラッシュを見せる。
起き上り、一旦呼吸したアリエフはさらにパウンドを重ねてついにはウィックが背中を向けてしまいTKO決着となった。