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【Road FC60】左ハイ→右ストレート→パウンドでパク・ヘジンが失神。スーチョルがフェザー級王者に

【写真】ハイキック、右からパウンドの連打で昨年9月のリベンジを果たしたキム・スーチョルがRoad FCフェザー級王者に(C)ROAD FC

<Road FCフェザー級選手権試合/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
Def.2R0分09秒by KO
パク・ヘジン(韓国)

昨年9月の王座決定戦ではダウンを奪われギロチンで敗れたキム・スーチョルにとって、リベンジ戦となったダイレクトリマッチ=タイトル戦。

ワンツーから前足の左ミドルを2発、さらにローを蹴るキム・スーチョル。パク・ヘジンも右ローを返すが、ミドルを続けられガードが下がる。自らのカーフをチェックされ、下がって姿勢を崩したパク・ヘジンを首相撲で捕らえたキム・スーチョルがヒザをボディに突き刺す。

左腕を差してケージに押し込んだパク・ヘジンが、ビクトル投げから足関節を狙いつつトップを伺う。先に立ち上がったキム・スーチョルはシングルを切ってハイキック、組んでケージに押し込んでいく。ケージ際で体を入れ替えた両者、離れたキム・スーチョルは左ミドルを連続で蹴るが、パク・ヘジンが右から左を打ち込む。前回の戦いをデジャブのように接近戦での打ち合いから、クリンチの攻防になるとパク・ヘジンがゆっくりとしたカニバサミでサドルへ。キム・スーチョルは組んだ足を左足で蹴って右足を抜く。

シングルを潰されたパク・ヘジンが引き込むと、キム・スーチョルが左のパウンドを連打する。潜った王者がディープハーフからスイープを狙うが、これもキム・スーチョルが殴って対処する。とパク・ヘジンは後方回転で左足を取るが、ここもキム・スーチョルが取られていない方の右足で左足を蹴ってパク・ヘジンに足を組ませない。

立ち上がってきたパク・ヘジンに対し、キム・スーチョルは中途半端なクリンチから離れ際に左ショートフックを被弾する。それでも下がりながらの左フックをヒットさせたキム・スーチョルが直後にダブルレッグでテイクダウンを奪い、パク・ヘジンの立ち上がる際にパンチを入れて間合いを取り直す。ワンツーで前に出た王者がケージにキム・スーチョルを押し込むも、体を入れ替えられて打撃の間合いに。右カーフで体がよれたパク・ヘジンは、時間と当時に笑顔を浮かべた。

2R、グローブタッチ後、右を見せて左ハイをキム・スーチョルが蹴る。これを食らったパク・ヘジンの足がもつれ、追撃の右を打ち抜かれてダウン。

右のパウンド連打でパク・ヘジンの意識が飛び──レフェリーが割って入り勝負は決した。王者はレフェリーをロックアップしたところで、意識を取り戻して敗北を認識。キム・スーチョルは涙を浮かべて勝ち名乗りを受けた。


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