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【UFC274】前蹴りでファーガソンをKO。チャンドラーがオリヴェイラ、ゲイジー、マクレガーとの対戦要求

<ライト級/5分3R>
マイケル・チャンドラー(米国)
Def.2R0分17秒by KO
トニー・ファーガソン(米国)

サウスポーに構えたファーガソンが左に回る。ジャブを突いて前に出ようとするチャンドラーをファーガソンが左で迎え撃つ態勢で構える。蹴りを交え、左フックからローを蹴ったチャンドラーが、右から左を被弾して倒れる。すぐに立ち上がったチャンドラーとの距離を詰めたファーガソンに対し、パンチを打ち返すチャンドラーが左を当て、右ボディから左フックを打つ。ファーガソンは左を打ち返し、踏み込んできたところに左を伸ばす。それでも右を振るって前に出たチャンドラーは、一気にダブルレッグを決めた。

下からエルボーを入れたファーガソンが、チャンドラーを流血に追い込む。腰を上げて手を伸ばすチャンドラーは、蹴り上げにもすぐに飛び込んでトップを維持しオモプラッタ狙いを潰してパンチを打ち込む。ファーガソンも左目尻をカットし、スクランブルもヒップスローにも持ち込めない状態でパンチを傷口に受けて時間となった。

2R、右に回るファーガソンを追いかけたチャンドラーの右前蹴りが、アゴを捕らえる。この一発でまさかのKO勝ちをとなったチャンドラーは、バック宙を繰り返しケージに駆けあがり喜びを爆発させた。

「ベストフロントキックKO? そんなことないよ、他にもあったよ。大して練習したわけじゃないけど、決まったね。手が長くて、長い距離を取られたからアッパーカットのようにフェイクショットを見せたんだ。初めてダブルビジョンになったから、コミッションに言わないでくれとコーナーに伝えたんだ」となすと、一気にテンションが上がり「メインインベントに戻る準備はできている。チャールズ(シャーウス・オリヴェイラ)、お前と。ジャスティン・ゲイジー、お前とも再戦する。5R、ライト級王座を賭けて」と話しさらにはコナー・マクレガー戦をアピールした。


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