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【PFL CS2022#05】ライト級トライアウト大会、まずエシュモズがドミネイトして判定勝利

<ライト級/5分3R>
ヤナル・エシュモズ(イスラエル)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
デニス・ヒューズ(米国)

まずスイッチキックを見せたエシュモズが、ヒューズのローを捌いてローを蹴る。右を当てたヒューズが組みついてケージにエシュモズを押し込み小外でテイクダウンからバックを伺う。胸を合わせたものの尻もちをつかされたエシュモズが、ウィザーで立ち上がる。そのままケージにエシュモズを押し込んだヒューズがアンクルピック、そのままバックに回る。

再びダブルに移行したヒューズに対し、小外を返したエシュモズが上を取る。左右のパンチを落とすエシュモズは、蹴り上げにも足を捌いて強烈な右を振り下ろす、さらに左を連打したエシュモズはクローズドに取られても腰を上げてパンチ、鉄槌を続ける。オープンガードを選択したヒューズは殴られながら腹を蹴り、レッスルアップ、がぶったエシュモズは正面に回りダブルレッグを仕掛けつつバックへ。前方に崩されたヒューズは立ち合上がりケージにエシュモズを押し込もうとしたが、体を入れ替えられる。エシュモズは右ハイ、右フック2発から組んでボディにヒザを突き刺す。ここからケージに押し込んだところで初回が終わった。

2R、ローを蹴り合った両者、ヒューズがハイ、エシュモズがスピニングヒールキックを狙う。続いてヒューズが右を当てて組みつくと、ヒューズがギロチンで引き込む。余裕をもって頭を抜いたエシュモズが腰を上げてパンチを打ち落とす。ヒューズが足をすくいにくると、即座に腰を落として対処したエシュモズは、パウンドを落とし後方回転させられたヒューズがレッスルアップ、ボディロックからリバーサルを決める。即座にポジションを入れ替えたエシュモズが、ボディロックテイクダウンでトップを取るとヒューズは背中をマットにつけてしまう。

ガード基調となったヒューズが腰を切るが、腕を取れず、三角にも入れない。結果、後方回転から再びレッスルアップのヒューズだが、これを察知したエシュモズがバックに回りパンチ、ヒザを腰に蹴り込む。ヒューズは引き込みを選択し、ハイガードもエシュモズが勢いのあるパンチ、鉄槌を落とす。必死に額で受けようとしたヒューズだが、結果、殴られながらラウンド終了を迎えた。

最終回、ローを蹴り組んだエシュモズがヒザを腹に入れ、フックを打って離れる。ヒューズも左フックを返し、距離を取り直すと右クロスを当てる。サウスポーの構えから右をヒットさせたエシュモズは蹴りヲキャッチするが、ヒザが頭に当たる。ここからハイをガードの上から蹴り、ボディ&左オーバーハンドで組みついたエシュモズがボディロックから大腰のようにヒューズを投げ切る。

ねちっこい展開のなかで試合をリードするエシュモズはハーフでしがみつくヒューズのボディに連打を叩きこみ、顔面を殴る。防御一辺倒のヒューズだが、守りを固めるためにエシュモズもフィニッシュに至らない。最後の1分で試合がスタンドに戻ると、パンチの交換からエシュモズがダブルレッグでテイクダウンを選択。スクランブルでなく下になるヒューズと上と下から殴り合い。最後の10秒でヒールを狙ったヒューズに対し、反転して足を抜いたエシュモズが肩固めの形に入ったところで試合が終わった。

結果、エシュモズがフルマークの判定勝ちを手にした。


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