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【DEEP106】福田龍彌と対戦。伊藤裕樹「言葉で表すのが下手くそなんで。試合で見せるのが手っ取り早い」

【写真】計量直後感の頬のこけよう──だが、結局が良かった伊藤。肌の具合から、調子は良さそうに感じられるが果たして……(C)MMAPLANET

26日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されるDEEP106で、元修斗世界フライ級王者の福田龍彌と対戦する伊藤裕樹。

その天才肌とも思える当て勘、勝負度胸を持つ。そんな伊藤と漢気感満載の福田の一戦は、どのような展開になろうとも──ライト層からコアファンまで見る者を納得させる戦いになること間違いない。気持ちが拳に乗り移るファイトが信条の両者、そんな対戦を前にして計量直後の伊藤に心境を尋ねた。


――計量を終えたばかりの伊藤選手です。今の心境を教えてください。

「今日、体重オーバーが続いたのですが……、僕は無事パスできたのでホッとしています」

──福田選手はマイクでも声が枯れていました。

「減量は苦労したんだろうなって思って見ていました。でも明日……、しっかりと動いてくれれば僕は満足なんで。これからしっかりとリカバリーは頑張ってほしいですね」

──メインでターゲットとなるべきタイトル統一戦が延期されました。今回の福田選手との試合、どのような位置づけにあると考えていますか。

「福田選手も元修斗フライ級王者で……、そういう看板を持っている選手なので、ここで倒せば自分のランクも1つ上がると思っているので落とせない試合です」

──伊藤選手の藤田戦、福田選手の神龍戦。見る人によっては、勝者は逆という見方もある接戦でした。

「接戦でも負けは負けで。負けた者同士なので……、白黒ハッキリさせる試合をしたいです」

──福田選手はインタビューで、ギリギリの駆け引きができる。誰よりも僕が一番、この試合を楽しみにしていると言っていました。

「まぁギリギリの戦いというか……、僕が圧倒的に叩き切るつもりでやるんで。結構、左に対する対策が上手くて。そこにカウンターなり、合わせることはこっちもやってきたんで……そこを試せる試合になるかと思います」

──試合の男前振りと違い、言葉には余り切れがないのが伊藤選手ですね(笑)。

「試合とインタビューは比例しないってやつですかね(笑)」

──自信が真っすぐ言葉に表れないです(笑)。

「言葉で表すのが下手くそなんで。試合で見せるのが手っ取り早いです」

──ライト層にも、コアファンも楽しめる伊藤選手の戦い、楽しみにしています。

「ハイ、期待してください。頑張ります」

■視聴方法(予定)
2月26日(土)
午後5時40分~SPWN PPV
午後5時40分~ニコニコ生放送

■ DEEP106計量結果

<フェザー級/5分3R>
中村大介:66.0キロ
小見川道大:66.85キロ

<フライ級/5分3R>
伊藤裕樹:57.0キロ
福田龍彌:57.2キロ

<ライト級/5分3R>
川名TENCHO雄生:70.85キロ→70.8キロ
石塚雄馬:70.65キロ

<フライ級/5分3R>
越智晴雄:57.1キロ
関原翔:57.1キロ

<フェザー級/5分3R>
青井人:66.15キロ
木下尚祐:66.45キロ

<フライ級/5分2R>
ヒロヤ:57.1キロ
風我:57.0キロ

<バンタム級/5分2R>
岩見凌:61.5キロ
山本有人:61.65キロ

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