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【UFC271】初回の大ピンチも左ボディ&右のコンビで形勢逆転。アンドレージがモロゾフをRNCで落とす

<バンタム級/5分3R>
ドゥグラス・アンドレージ(ブラジル)
Def.2R3分34秒by RNC
セルゲイ・モロゾフ(カザフスタン)

まず左ローを蹴ったアンドレージ、右フックは空を切る。モロゾフが左ジャブを当て、カーフを蹴られて体が回る。左リードフックをお互いが見せ、アンドレージが右オーバーハンドもワンツーを被弾して腰が落ちる。持ち直してフックを振るったアンドレージが、左アッパーを打たれて倒される。モロゾフはクローズドの中に入り、ボディから左エルボーを振り落とす。

立ち上がったモロゾフの足をすくおうとしたアンドレージは、潰されてガードに戻すが右目尻をカットして大量の流血が見られる。スクランブル中も鮮血が滴り落ちるアンドレージが、ヒザを受け手離れる。ボディから右オーバーハンドのアンドレージだが、ジャブから素早いワンツーで殴られる。モロゾフは左テンカオを入れ、左フックを被弾しても右スピニングバックフィストと見せて左ミドルを決める。さらにテイクダウンを奪ったモロゾフが、初回を圧倒した。

2R、互いにワンツーを繰り出し、モロゾフが左フックを左ミドルに合わせていく。アンドレージは右ストレートを返し、続く左ボディから右フックを効かせる。距離を取ろうとしたモロゾフに右を打ち込み逆にダウンを奪ったアンドレージは、立ち上がったモロゾフのテイクダウン狙いを切る。左ボディを続けるアンドレージは、指が目に入ったとアピールし試合が中断する。

再開後、左ボディフックから右を当てたアンドレージがモロゾフからダウンを奪い、スクランブルから組もうとするモロゾフのテイクダウン狙いを切ると、スピニングバックフィストを当てる。さらにヒザ蹴り&エルボーのコンビネーションでダウンを奪ったアンドレージは、背中を取ると四の字フックを完成させる。2度目のRNCのセットでモロゾフを落としたアンドレージが、逆転一本勝ちを手にした。

「1Rはハードだった。カムバックして、やれることをした。盛り返すのは簡単じゃなかった。流血をチェックして、何ができるか考えて実行した。神に感謝している」とアンドレージは話した。


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