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【Pancrase326&327】湾岸から山の手、そして武蔵野・多摩。東京横断のパンクラスで内藤×ロッキー!!

【写真】内藤のポテンシャルの高さは練習仲間からも折り紙付き。対してロッキーが今も強くなり続けていることで、非常に楽しみなマッチアップだ(C)MMAPLANET

19日(水)にパンクラスから3月21日(月・祝)に東京都新宿区のベルサール高田馬場で開催されるPancrase326で内藤由良とロッキー川村2の間でミドル級王座決定戦、20日(木)には4月29日(金・祝)に東京都立川市の立川ステージガーデンでPancrase327が行われることが発表されている。

パンクラス新章が日々、明らかになってくる。藤野恵実×KAREANに続き2つ目のタイトルショットはリリースに『ロッキー ザ ファイナル』遂にロッキーがキッズレスリング時代の教え子、内藤由良と戦う時が来た。「NEVER GIV UP 自分をあきらめない』と綴られている。


2005年7月にプロデビューを果たし16年、内藤が9歳の時のことだ。2017年11月にミドル級KOP王座を失うと、MMAからは距離をおいていた川村がデカゴンに戻ってきたのは、成長した教え子の対戦要求にこたえたものだった。

ロッキー・バルボアとトミー・マシンガンはストリートファイトで決着をつけたが、こちらのロッキーはケージのなかでベルトを抱えて内藤を迎えうつ。

神奈川の磯子工業高校から国士舘大とレスリングで活躍し、全日本大学選手権と学生選手権ではそれぞれ97キロ級と92キロ級で準優勝という実績を残す内藤は、2020年9月のプロデビューからここまで4連勝で今回のタイトル戦を迎えることになった。

北岡悟とともにパンクラズイズムの看板を守り、最近では武術空手の稽古にも取り組む川村に対し、内藤は岡見勇信にとって最高のトレーニングパートナーになるまで成長している。

MMAの性格上、組みで削ることができる教え子=内藤が有利という見方もできる。その一方で、過去にMMAで見せた者が皆無の──枯れの美学という未知の領域に足を踏み入れ、その強さを川村が見せることができるのか、注目だ。

さらに本日、公になった4月の立川大会。ベイエリアから山の手、そして武蔵野・多摩へ。東京を横断するパンクラスの新章、立川ステージガーデンは昭和記念公園に隣接し、向かいにIKEAがあるライブ・エンターテイメント・ホールで客席数2500を誇り、24時間使用可能という──民間運営の利便性の良さが目をひく会場だ。

大型スクリーン、2階、3階席がある立川ステージガーデン大会でのカードの発表も待たれる。

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