【IRE06】掌打の連打も見せた石黒翔也、オーバータイムで今成正和の足関節から脱出して勝利
【写真】柔術全日本王者・石黒は勝利した瞬間、ケージ内を駆け回っていた(C)MMAPLANET
<68キロ契約/7分1R>
石黒翔也(日本)
Def. Overtime 47秒
今成正和(日本)
石黒が探りながら前に出て、カニ挟みで引き込んだ。しかし今成がディフェンスの体勢を取ると、すぐに離れた石黒。今成も立ち上がってスタンドの攻防に戻る。石黒が今成ロールでもぐり込むが、今成は足を掴ませない。石黒がシッティングガードをとると、今成はスタンドから掌打を浴びせる。石黒が下から足を取りに行く。取れないとみるや、立ち上がり掌内を連打する石黒。今成は立ち上がってケージを回り、今成ロールを見せるが、石黒は背中を着けて足でディフェンスする。
ケージ際でグラウンド勝負になったが、今成が立ち上がると石黒はシッティングガードへ。今成は掌打を放つ。石黒が立ち上がり今成をケージに追い込むが、石黒は再びシッティングへ。足を狙い続けるが取れない。すると立ち上がり、カニ挟みで引き込むも今成は付き合わず。石黒にケージへ押し込まれた今成が足を狙うも、石黒はディフェンス。反対に石黒も足を狙っていく。下になる石黒に掌打を狙う今成という展開のなか、残り30秒で足の取り合いへ。ここで石黒が掌打を放つ。さらに立ち上がって掌打を連打して本戦を終えた。
試合はオーバータイムへ。石黒が50/50を選択したが、今成もまずヒザを抜く。しかし石黒は足を離さず、再び今成に背中を着かせる。今成は苦悶の表情を見せながら、30秒間を凌いだ。
続いて今成がサドルを選択し、ヒールへ。クラッチして極まると思われたが、石黒が立ち上がり上から体重をかけていく。今成の右腕を掴んでクラッチを切った石黒が、そのまま回転しながら足を抜いて勝利した。