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【BFC14】ウェルター級初戦は、アスクレンが微妙な勝利

 (C) KEITH MILLS■ウェルター級トーナメント一回戦/5分3R
ベン・アスクレン(米国)
Def.1R2分56秒/ギロチンチョーク
ライアン・トーマス(米国)

【写真】北京五輪米国レスリングチームからATT入りと、エリート路線を走るベン・アスクレンにとって、ライアン・トーマス戦は不本意な一本勝ちとなった (C) KEITH MILLS

サウスポーのアスクレンが、ボディロックからテイクダウンに成功。トーマスはラバーガードから、スイープ狙い、バランスをキープしたアスクレンに三角を仕掛ける。頭を引き抜いたアスクレンは、ハーフからパスにトライし、起き上がってきたトーマスにダースチョークを仕掛ける。

トーマスがサイドに回り、腕のクラッチが切れるが、そのままアスクレンは前転してトップを奪うことに成功する。スクランブルに持ち込まれるも、シッティングガード→シングルからテイクダウンを奪ったアスクレンは、トーマスの足を担いでパスに成功する。四つの態勢になったトーマスにネック・ロックのようなギロチンを仕掛けると、レフェリーがここで試合をストップ。

タップをしていないトーマスは、気を失ってもいない。当然のように、両手を広げて抗議をするが、レフェリーはトーマスが目を閉じたからと説明。これは完全なミスジャッジで観客も大ブーイングをおくる。アスクレンには罪はないが、消化不良の結果となった。

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