【DEEP103】誠悟✖SEINT ! 藤田大和✖伊藤裕樹=暫定フライ級選手権試合!!! 大原樹里✖小金翔!!!!!!!
【写真】3つ揃って、良いカード。見たくなる理由が存在するマッチアップだ(C)MMAPLANET
25日(日)及び、26日(月)に掛けてDEEPが9月23日(木・祝)に東京都文京区の後楽園ホールにおけるDEEP 103 IMPACTの開催と対戦カードを発表している。
現在明らかとなっているのは、DEEP暫定フライ級チャンピオンの藤田大和が伊藤裕樹の挑戦を受けるタイトル戦と、ライト級暫定王者の大原樹里が小金翔とノンタイトル戦、そしてメガトン級の誠悟✖SEINTの3試合だ。
2月の20周年大会で暫定王者となった藤田は、7月大会でリーチの長いストライカー=山本聖悟を相手に、その差を感じさせない踏み込みとタイミングの良さを見せ、成長著しい組技をほぼ封印し右ハイキックからパウンドアウトしている。
従来持つ打撃に加え、組み技でも力をつけたことでウェルラウダ―として強さが際立ってきた藤田にとって、伊藤は現時点で最後に黒星を喫した相手だ。2019年9月、スクランブルでバックを制しRNCで藤田を斬って落とした伊藤は、その後紆余曲折の暗黒の時を経て、6月に安谷屋智弘を同じくRNCで下して藤田戦以来となるDEEPでの勝利を挙げている。
スピードとフィジカルでは間違いなくチャンピオン、一瞬の閃きと反応力でチャレンジャー──前回の対戦から対照的な時間を過ごしてきた両者の再戦、興味深さアンリミテッドだ。
ライト級の一番は7月4日に大木良太との暫定ライト級王座決定戦で、不本意ながらローブローからのテクニカル判定でベルトを巻いた大原に対し、2014年7月以来7年2カ月振りのDEEP参戦となるZSTライト級王者の顔合わせとなった。
互いに長身でリーチの長さを誇るチャンピオン対決。積極的な大原、慎重な小金という見方もなりたつが、これはチャンピオンベルトが掛かっていても全くおかしくない要・注目カードだ。
そしてメガトン級の一戦は、苦戦が続くミスターメガトン=誠悟に6月のニューピア=東京インパクト大会で酒井リョウをKOし、NY州ロングアイランド出身ながら「ジャングルからやってきた」、「ワニと練習をしている」という、空回り気味のコメントで一部から注目を浴びたSEINTとのマッチアップとなった。
一発KOのインパクトを残したSEINTだが、実は柔術ベース。誠悟戦では全く違った姿を見せるかもしれない。