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【UFC ESPN24】1週間前のオファーを受けたモロノが決死の覚悟の右オーバーハンドからセラーニをKO

<ウェルター級/5分3R>
アレックス・モロノ(米国)
Def.1R4分40秒by TKO
ドナルド・セラーニ(米国)

1週間前のオファーを受けたモロノが、開始早々に右を振るい突っ込んでいく。この動きを察知していたようにセラーニは組みへ。モロノがケージにセラーニを押し込みヒザ、アッパーを見せて離れる。思い切り左右のフックを振るって左ハイを蹴ったモロノは短期決戦を覚悟のファイトか。セラーニは左ミドルを蹴り、ローへ。さらに左ミドルを続けたセラーニ、モロノは右ストレートを伸ばす。

もう1度ミドルを入れ、右ストレートにダブルレッグを合わせたセラーニだが、ここはモロノが逆に小外刈りでテイクダウンを決める。寝技にいかないモロノは、スタンドに賭けているようだ。その気持ちが右の拳に乗り移ったかのようにストレート、フックを振るうモロノ。ついに右フックがセラーニの左耳の辺りを捕える。腰が落ち、動きが止まったセラーニに左右のフック、ヒザを突き上げるモロノ。右オーバーハンドを受けケージに詰まったセラーニに右を連打すると、レフェリーが試合を止めた。

「凄い1週間だった。ここでDCのインタビューを受けることができて嬉しい。何て1週間、何てスポーツだ。右オーバーハンドはずっと練習してきた。ジャブは上手く当てることができないけど、右オーバーハンドを前に出てきたとき、当たると思った。先週の土曜日、生徒80人をトーナメントで指導していたんだ。で夜にオファーがあり、日曜日に思い切り練習し、ベガスに来たんだよ」とモロノは、勝利と1週間を振り返った。


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