【UFC313】至近距離でも中間距離でも鮮やかな上下の打ち分け。レアルがモロノを連打でストップ
<ウェルター級/5分3R>
カルロス・レアル(ブラジル)
Def.1R4分16秒 by TKO
アレックス・モロノ(米国)
開始早々、レアルが前に出るとモロノが左インローで迎え撃つ。下がりながらも左ジャブを突くモロノに対し、レアルが右を被せていく。身長で劣るレアルは左ジャブをボディに伸ばす。モロノが右スピニングバックキックを見せると、レアルは首相撲から左ヒジを打ち込み、ヒザを突き上げる。離れたモロノは前蹴りと左スピニングバックフィストで距離をつくるも、レアルが前に出る。ワンツーからケージに詰めたレアルだが、離れるとサウスポーにスイッチして左ストレートをボディに突き刺した。
モロノは左右フックを振るうが空振り。レアルのワンツー、左ボディ、右ヒジの直撃が続く。顔面にパンチを受けたモロノがぐらついた。レアルの上下打ち分けが光る。レアルは打撃戦を避けるようにニータップで組むも、これは簡単に切られた。ヒザを着いているモロノに対し、レアルはグラウンドに行かない。モロノを立たせ、ケージに詰めてパンチの連打を浴びせると、完全にボディを効かされているモロノがふらついている。ダウンしないモロノの顔面にパンチを集めたレアルが、レフェリーストップを呼び込んだ。