【DEEP】Tokyo Impactが19日にニューピアで開催。メインは神田コウヤ✖平田直樹、フェザー級新世代対決
【写真】熊谷らジムメイトと無酸素パウンドのミット打ちを行う平田直樹(C)MMAPLANET
5月5日(水・祝)に東京都文京区の後楽園ホールで行われる予定だったDEEP JEWELS23及びDEEP101が延期され、6月20日(日)に港区のニューピアホールでの開催をアナウンスしていたDEEPが、26日(月)に同所でその前日となる19日(土)にDEEP Tokyo Impact~2nd Round~を行うことを発表している。
本来、5日のDEEP 101が開かれる前後でTokyo Impact大会開催の告知を予定していたDEEPだが、上記のように後楽園ホール2部制イベントの延期を急遽公表することになり、イベント開催順として逆転した形で大会発表となった。
新宿FACE大会とは違いケージでの開催となるニューピアでのTokyo Impact大会。メインではフェザー級3回戦=神田コウヤ✖平田直樹が組まれた。
神田は2月のDEEP100でDJ.taikiを下し、平田は3月に僅かキャリア3戦目で横山京亮を破るなど、フェザー級新世代の台頭を強く印象付ける両者のマッチアップだ。
Tokyo Impact大会に関して「ナンバーシリーズだけではコロナ禍の影響で試合数が組めず、若い選手の試合機会を与えることが難しい」というのが佐伯繁DEEP代表の開催理由だが、この注目カードに関しては「神田選手の試合と平田選手の試合が、なぜ翌日のナンバーシリーズじゃないんだという声も挙がるかもしれないですが、そうなると試合数の関係で5分✖2Rで組まないといけなくなる」と20日でなく、19日に組み込まれた理由を話している。
神田✖平田の対戦は、5分✖3Rに拘れている──これはもう、両者がDEEPフェザー級トップコンテンダーとして捉えられているからに他ならないだろう。
平田も「ジムの先輩の(牛久)絢太郎先輩が次のステージに進めば、今年中にタイトルに挑戦できる位置にいきたい」と公言しており、その牛久が頂点のDEEPフェザー級は弥益ドミネーター聡志、芦田崇宏、そして中村大介という選手とRIZINフェザー級GPの動向にも左右されるが、一気に世代交代が見られる可能性もある。
その可能性を確かなモノにするための──神田コウヤ✖平田直樹の顔合わせとなったともいえるだろう。
この他2回戦で、同じフェザー級のオーロラユーキ✖小川顕広、バンタム級では原虎徹✖松丸息吹、力也✖✖伊澤カズト、女子58キロ契約戦でライバル(?!)=KINGレイナの所属するK-Clann所属となった熊谷麻里奈✖村山多笑などが組まれている。