【ACA120】初回を圧倒されたブランダォンが、片ヒザ状態のザマルダエフに蹴りを入れ反則負けに
<フェザー級/5分3R>
サルマン・ザマルダエフ(ロシア)
DQ 2R1分06秒 by グラウンド状態での蹴り
ディエゴ・ブランダォン(ブラジル)
ブランダォンが軽く左ハイ、ザマルダエフが右ローを見せる。スイッチするブランダォンは右ローを2発、思い切り蹴り込む。さらにローを続けるブランダォンに対し、ザマルダエフが距離を詰めてワンツー、左を被弾したブランダォンが下がる。粗いパンチから組みついたブランダォンが、首相撲にとるが逆がアッパーからフックの連打で崩れる。
下になったブランダォンのスイープ狙いから、両者がスタンドに戻る。ザマルダエフが右ローを入れ、姿勢が乱れるブランダォンは飛び込んでのヒザを察知される。ローで再び姿勢を乱したブランダォンは右フックでダウン。腕十字を防いだザマルダエフがスタンドで待ち受ける。
ザマルダエフは後ろ回し蹴り、ローで崩れたブランダォンのバックに回り左フックを入れる。倒れてガードを取るブランダォンだが、ザマルダエフは立ったまま待ち受ける。スタンドに戻ったブランダォンはローを効かされ、思い切り振るったフックも空振りに。右オーバーハンドに前足を蹴られ崩れたブランダォンは、寝技にこないザマルダエフに合わせて立ち上がる。ブランダォンの懸命の蹴り足キャッチも実らず、ザマルダエフがカーフやローを続けた。
2R、ブランダォンが思い切りパンチを振って前に出る。距離を取ってジャブから右ローを入れるザマルダエフは、ダブルレッグを切ってがぶるとバックへ回る。すぐにガードを取ったブランダォン、ザマルダエフは当然寝技には付き合わない。右オーバーハンドからローをキャッチしたブランダォンが、立ち上がろうとしたザマルダエフのテンプルに蹴りを入れる。
左ヒザをマットにつけた状態で蹴り上げをくったザマルダエフは、後方に倒れ試合続行不能に──自動的にブランダォンは反則負けとなった。ザマルダエフも不本意な形でキャリア19勝(※2敗)目となった。