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【DEEP JEWELS32】青野ひかるがテイクダウンから佐藤を完封。判定勝利でアトム級GP準決勝へ

【写真】デビュー戦で敗れた佐藤にリベンジした青野が、準決勝進出を決めた(C)MMAPLANET

<DEEP JEWELSアトム級GP1回戦/5分2R>
青野ひかる(日本)
Def.5-0:20-16.20-17.20-17.20-17.20-17
佐藤絵実(日本)

開始早々、飛びこんで前腕で殴っていった佐藤を抱えた青野がグラウンドに持ち込む。クローズドをすぐに割ってハーフガードに持ち込んだ青野が、しっかりと抑えて右のパンチを佐藤の顔面に当てていく。

青野はアメリカーナを狙い、佐藤はそのターゲットとなった左腕で顔面をガードする。ならばと青野はガードをずらしてパンチを打ち込む。佐藤はブリッジで逃れようとするが、青野はトップをキープしてパンチを上下に打ち分ける。

ラウンド終了間際、青野は左肩でプレッシャーをかけるが、足を抜くことはできなかった。

2R、青野がダブルレッグへ。スプロールしようとした佐藤は背中が伸びそうにあった青野のバックを伺うも、左腕を差されてガードを強いられる。

蹴り上げを捌かれ、頭を取られながら懸命にハーフをった佐藤は、パス狙いの青野に足を効かせることが精いっぱいでスクランブルに持ち込むことができない。それでもクローズドに戻し懸命に下からパンチを入れる佐藤に対し、立ち上がった青野は足をさばきながらパスを狙う。

対する佐藤は、下から足をきかせ逆トライアングルから腕を狙う。強引な姿勢では極めには至らず、足をさばいてパスに成功した青野はサイドへ。佐藤のリバースでのダースも凌ぎ、マウントへと移行。パンチを上下に打ち合分ける。残り30秒で青野が右側へスライドして、肩固めへ。

固定された腕で自らの左足を掴んで耐えた佐藤だが、ここでラウンド終了のゴングを聞き──5-0の判定で青野がデビュー戦で敗れた相手にリベンジを果たした。


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