【WSOF Canada】カナダ勢ズラリ、米国から五輪レスラー参戦
【写真】去年の8月にRFAで、ルー・ポリーと戦うスティーブ・モッコ。キャリア3勝目を挙げたが、MMAに適応していると言い難いファイトだったのも確かだ(C)RFA
20日(木・現地時間)、21日(金・同)にカナダ・アルバータ州エドモントンのエドモントン・エキスポセンターで開催されるWSOF Canada「Ford vs Powell」の公開計量が行われた。
メインでWSOF カナディアン・ウェルター級王座決定戦にする出場するライアン・フォード、ジョー・パウエルは問題なく計量をパスしているが、元UFCヘビー級ファイターのティム・ヘイグを始め、4名が最初の計量時にリミットまで体重まで落せていないという事態に。
全12試合、24名の出場選手中23名がカナダ人という、まさにカナダ大会。多くの出場選手が、WSOF Canadaの活動母体となっているアグレッションFC出場者だ。そんななか、唯一の米国人出場選手は、ヘビー級戦に出場するスティーブ・モッコ。2008年北京五輪フリースタイル連リング米国代表で、準々決勝と敗者復活戦2Rで敗れ表彰台を逃したものの、7位入賞を果たしている。モッコはレスラー時代にATTで、ケイン・ベラスケスと対戦するアントニオ・ペイザォンのコーチを務めた後、ロンドン五輪出場を逃し、MMAへの転向を決意した。ベン・アスクレン、ヘンリー・セジュードら、北京五輪フリースタイルレスリング米国代表から、3人のMMAファイターが生まれていることになる。
現在4連勝中のモッコだが、そのファイトスタイルはまだまだMMAのソレでは、MMAで打撃を受けないようレスリングを戦っているといった感じだ。カナダ大会でWSOFデビューを行い、米国大会でヘビー級の重要なピースとなるのが、レスリング以上を見せる必要があるデカゴン初戦だ。
■ WSOF CANADA 計量結果
<WSOF カナディアン・ウェルター級選手権試合/5分5R>
ライアン・フォード:169ポンド(76.66キロ)
ジョー・パウエル:169.2ポンド(76.75キロ)
<ヘビー級/5分3R>
スティーブ・モッコ:256.8ポンド(116.48キロ)
スメリーノ・ラマ:242.8ポンド(110.13キロ)
<ウェルター級/5分3R>
マイケル・ヒル:170.6ポンド(77.38キロ)
ライアン・ディクソン:169.4ポンド(76.84キロ)
<フェザー級/5分3R>
ジョシュ・マハン:145.8ポンド(66.13キロ)
アダム・ロレンツ:145.4ポンド(65.95キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ブラント・デュースベリ:167.8ポンド(76.11キロ)
マーク・ドラモンド:169.4ポンド(76.84キロ)
<フェザー級/5分3R>
レニー・ウィーラー:145.6ポンド(66.04キロ)
ウィリアム・ロメロ:145.2ポンド(65.86キロ)
<200ポンド契約/5分3R>
マット・ベイカー:200ポンド(90.72キロ)
マイク・ケント:200.8ポンド(91.08キロ)
<ヘビー級/5分3R>
ティム・ヘイグ:270ポンド(122.47キロ)
リー・メイン:242.2ポンド(109.86キロ)
<バンタム級/5分3R>
オーウェン・カール:135ポンド(61.24キロ)
マジッド・ハモ:135.2ポンド(61.33キロ)
<フェザー級/5分3R>
ベラン・ヨセフィ:144.6ポンド(65.59キロ)
ハキーム・ドワード:145.4ポンド(65.95キロ)
<ライト級/5分3R>
ロジャー・アウベス:155.4ポンド(70.49キロ)
ジェマーク・ブラディ:157.4ポンド(71.40キロ)
<ウェルター級/5分3R>
ジャスティン・エヴァンス:168.6ポンド(76.48キロ)
スチュアート・フォンテーン:173.6ポンド(78.74キロ)