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【Shooto2021#01】18歳の新星・西川大和が逆転のテイクダウンからマックス・ザ・ボディにTKO勝ち

【写真】勝負を決めた瞬間、西川はこのような表情を浮かべた。つくづく魅力的な18歳だ(C)MMAPLANET

<76.5キロ契約/5分3R>
西川大和(日本)
Def.2R3分23秒 TKO
マックス・ザ・ボディ(カメルーン)

オーソドックス同士、マックスの左ジャブに西川が左ローを合わせる。互いに打撃を繰り出す中、西川の足を狙ったようなバックスピンキックがマックスの急所を捉えて、試合は一時中断。再開後、西川が蹴りをキャッチされて尻もちをつくも、立ち上がりながら足を取りにいく。

テイクダウンを奪えずケージに押し込まれる。金網から離れた西川は、手をついて後ろ回し蹴りを見せ、そのままスイッチしながらローとジャブを放つ。

フックを振るったマックスが組み付き、西川をケージに押し込む。西川はクラッチして、小外掛けでテイクダウンを狙うも倒すことはできずジャンピングガ―ドから引き込み、下から三角へ。マックスはこれを凌いで、トップをキープする。

西川の頭をケージに押し込み、パンチを落とすマックス。そのマックスが離れると西川はスクートでケージ際にジリジリとマックスを追い込み、立ち上がりつつ組んでヒザを入れる。マックスが体勢を入れ替えて、前方に崩してテイクダウンに成功する。ハイガードから蹴り上げ、距離を作った西川はスタンドへ戻る。

マックスのワンツーをかわした西川は、左ローとバックスピンキック。マックスの左フックをかわしながら西川はバランスを崩すも、体勢を整えてローを当てる。さらに西川は組み付いていくが、マックスがバックを奪い、西川が立ち上がったところで右ハイを入れ、クリンチでケージに押し込みダーティーボクシングでラウンドを締めた。

2R、ワンツーから組みつく西川。マックスが体勢を入れ替えて、西川に背中をケージに付かせてからテイクダウンを奪う。下になって足を利かせる西川。マックスは立ち上がってからパンチを落としていく。距離ができると立ち上がる西川。西川の右ローにマックスは右ストレートを合わせるが、西川のローが効いているようにも見える。

マックスはパンチを振りながら距離を詰めて組み付くも、西川がシングルレッグでテイクダウンに成功する。ハーフガードを取るマックスに対してヒジと鉄槌を落とす西川。ここからパスに成功し、マウントからバックへ。バックマウントを奪った西川がパンチを連打すると、マックスの動きが止まる。西川が右の拳を当て続けると、レフェリーが試合を止めた。

試合後、西川はUFCライト級を目指すと宣言。次は修斗世界ランカーとの対戦を希望した。



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