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【F2W161】デヴィッド・ガルモ、スタンドもグラウンドもベナビデスを圧倒し3-0の判定勝ち

22日(金・現地時間)、フロリダ州マイアミのフォー・アンバサダーズ・ビルディングにてグラップリングイベントFight 2 Win(F2W)161が行われた。

前週の160大会に続き、地元フロリダ勢を多数集めて開催。コロナ禍にもかかわらずシーンを盛り上げた同大会レポート第1回はカルペディエム勢として日本国内でも活躍したデヴィッド・ガルモの試合をお届けしたい。

<ノーギ・7分1R>
デヴィッド・ガルモ(米国)
Def. by 判定3-0
エイドリアン・ベナビデス(米国)

一見して体格差のある──太目のベナビデスを相手にガルモがシングルレッグを仕掛ける。続いてアームドラッグと積極的に動くガルモがシングルからダブルレッグに移行して、テイクダウンに成功する。ベナビデスのギロチンを防ぎ、バック狙いのガルモは引き込んだベナビデスの足関節を防いでサイドを取りワキをすくっていく。

背中を取りトラックポジションのガルモは、足を狙ってきたベナビデスを上四方で抑える。場外となり試合はスタンドで再開。ダブルレッグで上を取り戻したガルモは、ハーフガードにダースを合わせようとする。潜ってきたベナビデスにトーホールドを仕掛けたガルモ。ベナビデスが反応して足を抜いて立ち上がると、背負い投げを決める。

スタンド、グラウンド両方の局面でガルモがベナビデスを圧倒する。ベナビデスのデラヒーバガードにも前転して足を抜き、常にトップからパスのプレッシャーを掛けダースを狙いつつ、ネルソンで背中をつかせようと攻める。防御に徹するベナビデスは亀から巻き込むが、ここもガルモがトップをキープし、ハーフバタフライで浮かされると前転して不利な姿勢を取らない。

最後はパスからバックに回り、ハーフに戻されるも一度として危ないシーンのなかったガルモが3-0で文句なしの判定勝ちを手にした。


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