【WNO08】アンドリュー・ウィルツィ、ガルモの左腕を制しシングルアームでRNCを極める!!
4月30日(金・現地時間)、テキサス州オースチンのJWマリオットで、限定有観客大会として開催されたWNO 08。
ここでは日本でも活躍したデヴィッド・ガルモ✖アンドリュー・ウィルツィの一戦の模様をお届けしたい。
<185ポンド/15分1R>
アンドリュー・ウィルツィ(米国)
Def. 9分38秒by RNC
デヴィッド・ガルモ(米国)
ウィルツィはアームドラッグを仕掛け、ガルモが反応するとシッティングガードからシングルを狙う。ここもガルモが防ぎ、再び座ったウィルツィがスイープを狙う。ハーフのガルモはアームドラッグからバックを譲り、ウィルツィが反転してトップを取りきに来たところで立ち上がる。
シントゥシンのウィルツィのガードを越えることができないガルモは、外ヒールの仕掛けは腹ばいになり足を抜く。ウィルツィの仕掛けが多い展開のなかで、もう1度ヒールを狙う。3度のヒール狙いから、立ち上がってボディロックでリバーサルしたウィルツィ。ガルモがすぐに立ち上がり、ウィルツィはすぐにシッティングを選択する。
シントゥシン、ニーシールド、バタフライガードを越えることができないガルモは得意のギロチン狙いから前転も、頭が抜けて一回転した形でスタンドに戻る。残り8分30秒でガルモが右足首を気にする仕草を見せると、かつての練習仲間でもあるウィルツィは準備が整うまで待つというクリーン振りを見せる。
直後にガルモがヒザをついて正対すると、ウィルツィは一気にバタフライガードを決めて上を取るや、瞬時にしてパスガードに成功する。ウィルツィはサイドで抑え、ニーインからマウントを伺う。ブリッジに合わせてマウントを取ったウィルツィは、腕をクロスに組んで防御態勢のガルモの動きに合わせてバックに回りシートベルト、そして両足をフックする。
残り6分、ガルモの左腕の上から左足をフックしたウィルツィは、右手首を掴まれても左腕をアゴの下に差し込んでいく。ガルモの右肩を掴みシングルアームで絞めを完成させたウィルツィが、見事な一本勝ちを手にした。