【F2W167】デヴィッド・ガルモ、攻守が激しく入れ替わる好勝負でヴィアイラを下しF2Wで2連勝
20日(土・現地時間)、プロ柔術大会Fight to Win 167がテキサス州オースチンで開催された。
ここでは1月22日のF2Wに続き、2度目参戦となったデヴィッド・ガルモとグレイシーバッハ・コロナ所属のソウル・ヴィアイラの一戦の模様をレポートしたい。
<ノーギ/7分1R>
デヴィッド・ガルモ(米国)
Def. 3-0
ソウル・ヴィアイラ(米国)
シッティングのヴィアイラに対し、即パスを決めたガルモは正対してくるとがぶってコントロールする。サイドバックから引き込んできたヴィエイラの逆側にスライドしバックに回る。腰をずらしたガードに戻したヴィアイラだが、ガルモはバタフライガードを前転して越えてギロチン&スイープでマウントへ。ヴィアイラがブリッジして下になったガルモは頭を抜かれる。
ハーフバタフライで息を整えるガルモはスクランブルでバックを許しそうになり、ボディロックで背中をマットに着けさせられそうになるが、足を戻してスタンドへ。ヴィアイラは引き込み、ガルモはワキを差してバタフライガードを潰していく。ヴィアイラは肩抜き後転から足を狙うも、ガルモが察知──両者揃って立ち上がる。
ヴィアイラが座り、ガルモは足を絡ませてきたところで足を取りつつ立ち上がり、前転しながらギロチンを取り、マウントを奪取。腰を押して逃げるヴィアイラだが、ガルモはハイガードから腕十字。立ち上がって腕を抜いたヴィアイラに対し、ガルモは足関節を狙いつつリバーサルでトップに。
ヴィアイラも胸を蹴って対角線で右足を取りに行くも、ガルモが足を抜いて試合はスタンドへ。残り2分を切り、ここもヴィアイラがシッティング、バタフライガードからスイープを決める。そのままマウントを取ったヴィアイラ、30秒キープしたがガルモがブリッジから反転して、リバーサル。残り15秒、ヴィアイラが腕十字を狙ったが時間に。
目まぐるしく動き、前半をリードしたガルモが3-0で勝利した。