【LFA97】LFAの2021年はライト級王座決定戦ブラウン✖エストラズラスから。スタックの再起戦も要注目
【写真】LFAの2021年はブラウン✖エストラズラスでスタート!!(C)LFA
15日(金・現地時間)、北米ナンバーワンフィーダーショー=LFAが、カンザス州パークシティのハートマン・アリーナで戦い初めとなるLFA97「Browne vs Estrazulas」を開催する。
メインはニック・ブラウン✖アルトゥル・エストラズラス=LFAライト級王座決定戦が組まれている。もともと両者は11月20日のLFA95で前王者ブライス・ローガンがBellatorへステップアップし、返上したベルトを賭けて戦う予定だったが、新型コロナウィルス感染で試合がキャンセルされていた。
どちらの選手、あるいはチームに陽性者が出たのかは明らかにされなかったが、2カ月のインターバルを置いて仕切り直しとなった。
ブラウンのMMA戦績は10勝1敗でLFAではトレイ・オグデン、ベン・エグリを破り2連勝中。レスリングと柔術を融合させた鉄板のテイクダウン&コントロールという強さを持つ。
一方、既にACB、Bellator、PFLで戦ってきたエストラズラスもLFAで2連勝し、王座決定戦出場権を得た。KING MMA所属のブラジリアン・ムエタイ戦士は、ブラウンのテイクダウンを切ることができるのか。ケージを使ってのテイクダウン防御は、MMAストライカーとして当然のように修得しており、逆にボディロックを大腰で投げてRNCでタップを奪うという多能振りも見せている。
いずれにせよ、自らのやるべきことをやり、相手の庭に引きずり込まれないよう戦うことが最重要視されるが、5Rの長丁場はやはり組んで削るブラウンと、凌いで削るエストラズラスの我慢合戦となりそうだ。
また昨年7月に現UFCファイターのカイ・カマカ3世にプロ初黒星を喫したマイケル・スタックの再起戦も注目だ。
打ち合い上等、上半身を揺らして近距離でフック、アッパー、そしてエルボーと近距離で続けるタフさで、メインのライト級タイトル戦出場の2人と同様に11月20日にコロナで流れたジョーダン・マパを相手に、再出発を図る。メインでタイトルを賭けて戦う両者以上に将来性があるスタック、組まれた時に気持ちを切らさないことが再浮上の条件だ。
■視聴方法(予定)
1月16 日(土・日本時間)、
午前11時~UFC Fight Pass
■ LFA97対戦カード
<LFAライト級王座決定戦/5分5R>
ニック・ブラウン(米国)
アルトゥル・エストラズラス(ブラジル)
<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロサレス(米国)
ホセ・マルチネス(米国)
<女子ストロー級/5分3R>
ラヴィス・ヤング(米国)
ケリー・デアンジェロ(米国)
<フェザー級/5分3R>
マイケル・スタック(米国)
ジョーダン・マパ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
トーマス・ピーターソン(米国)
リチャード・ルイス(米国)
<フェザー級/5分3R>
カムエラ・カーク(米国)
ギルヘルミ・サントス(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
ジョシュ・キリアン(米国)
ジョー・ボーシグ(米国)
<女子フライ級/5分3R>
クレア・ガスリー(米国)
ナジン・モンジュー(ベルギー)
<ライト級/5分3R>
シェーン・シェピロ(米国)
キャム・アンセル(米国)