【LFA97】序盤はもたついたスタックが、地力の差を見せつけマパをパウンドアウト
<フェザー級/5分3R>
マイケル・スタック(米国)
Def.2R4分00秒by TKO
ジョーダン・マパ(米国)
スタックの左前蹴りにワンツーを合わせたマパは大外のローを受けても、フックを打っていく。蹴りからパンチよりも、パンチ&テイクダウンの方がスムーズなスタックがダブルレッグからアンクルピックで尻もちをつかせる。肩口にエルボーを打ちつけるマパも、背中をつけずに粘ってスタンドへ。スタックはヒザ蹴りからダブル、ワキを潜ってバックに回る。マパはここでも胸を合わせて右エルボーを打っていく。
戦前の予想では圧倒的に不利だったマパの健闘に、スタックは打撃でなくレスリング勝負に。ダブルレッグでテイクダウンを奪い、スクランブルでバックに回ったスタックだが、ここもマパが胸を合わせ、逆にシングルレッグを仕掛ける。がぶってヒザを入れたスタックは、跳びヒザにテイクダウンを合わせてついにトップを奪取、右のパウンドを落として初回を取った。
2R、ジャブを当てるマパに対し、スタックは右アッパーを入れてダブルレッグに成功する。腰をコントロールされ立てないマパがクローズドガードを取る。スタックはガードの中からエルボーを落とし、ついには力の差が出てくる。左の鉄槌を連打し、バックに回ったスタックはワンフックで殴り、背中を伸ばしていく。上を向いてハーフのマパから、マウントを取ったスタックは、バックマウントに移行して殴り、もう一度上を向いてきたところで肩固めへ。
自ら技を解いて、パンチに移行したスタックが最後はバックマウントからのパンチでTKO勝ちを手にした。