【Shooto2020#06】左フック、跳びヒザ、スラム&パウンドアウト。SASUKEが新環太平洋フェザー級王者に
【写真】新修斗環太平洋フェザー級チャンピオンSASUKE(C)KEISUKE TAKAZAWA/MMAPLANET
<修斗環太平洋フェザー級選手権試合/5分3R>
SASUKE(日本)
Def.2R2分05秒by TKO
仲山貴志(日本)
間合いの取り合いから、ヒザを繰り出し右オーバーハンドを入れたSASUKE。さらに組んでヒザを入れ、同時に足払いを決める。猪木アリ状態が続き、足首を取った仲山が崩しにかかり立ち上がる。打撃の間合いで、今度は王者がテイクダウンを決める。ガードの中に収まった仲山に対し、足を上げたSASUKEが腰を切って腕十字へ。右腕を捕らえられた仲山は立ち上がり、時間を掛けてヒジを抜きにかかる。足がルーズになると、腕を抜き三角を防いだ仲山が再びガードの中に収まる。SASUKEが下からヒジを見せて初回が終わった。
2R、左フックを被弾し腰が崩れた仲山に、SASUKEが跳びヒザを入れパウンドを連打する。亀で殴られたチャンピオンはアームロックも、リフトアップから前方に落とされる。バックコントロールを続けたSASUKEが、再び回転数を上げてパウンドを続ける。動けない仲山を見てレフェリーが試合を止め──新チャンピオンが誕生した。
「格闘技を始めた時は、自分がチャンピオンになれるなんて全然思っていなくて。1年、大きなケガをしてブランクがあり、格闘技が嫌いになれればどれだけよかったか」と話した新王者は、世界王者──斎藤裕に対し「TVの前で売られた喧嘩があるでしょう。そこを片付けてからで良いので、僕とやりましょう]」と対戦を要求。
最後に「日本のフェザー級、修斗のフェザー級、強い選手がたくさんいるよ。でも、誰も俺には勝てない。なぜなら、俺は修斗を愛しているからぁ!!」と絶叫した。