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【DWTNCS S04 Ep05】10度のテイクダウン、グラウンドコントロール9分。ローレンスがジョンソンに完勝

【写真】破れたジョンソンが注目の存在だったが、ローレンスはテイクダウンを奪い続けた(C)Zuffa/UFC

<バンタム級/5分3R>
ロニー・ローレンス(米国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27
ホゼ・ジョンソン(米国)

右ミドルハイを見せるジョンソン。ローレンスは右に回るが、右を被弾しヒザをボディに受ける。直後にボディロックテイクダウンを決めたローレンスは、蹴り上げから立ち上がってきたジョンソンをがぶってヒザ蹴りからボディロックテイクダウンを決める。

足を捌きパスを決めたローレンスに対し、ジョンソンも足を戻す。もう1度パスを決めたローレンスは、続くジョンソンのスクランブルにギロチンから後方回転。ここでも立ち上がったジョンソンにシングルレッグ、そしてバックへ。

背中に飛び乗ったローレンスは前方に落とされると、スタンドで右ローを連続する。バックキックをキャッチしにかかるジョンソンは、上への打撃は良く見ているがカーフは蹴られる。ローレンスは残り40秒でニータップを決め、クリーンテイクダウン。

クローズドガードのジョンソンのスクランブルにギロチンを合わせるが、頭を抜かれる。それでもすぐに立ち上がりながらバックを取るなど、ローレンスのグラップリング能力の高さが目立った初回となった。

2R、ローレンスが右カーフ。ジョンソンは右ミドルを蹴る。サイドキックを入れたローレンスがダブルレッグでテイクダウン、サイドからマウントへ。ジョンソンは足を戻すも、ここでは背中をマットにつけて即スクランブルとはできず削られてきたか。

それでも蹴り上げから立ち上がると、ヒザを入れたジョンソンはシングルを切り、逆にバックを伺う。胸を合わせたローレンスは、ボディロックテイクダウン。ジョンソンはケージを蹴って、離れるとそのままバックに回る。

立ち上がって離れたローレンスが、またもボディロックテイクダウンを決めサイドで抑える。マウント狙いに振り返りシングルからトップを取ったジョンソンは腕十字、三角に反応して鉄槌& パンチを落とす。

ローレンスのリバーストライアングルからの腕十字を凌いだジョンソン、受けが多かったが攻めているローレンスも疲れているのは確かだ。

3R、後ろ回し蹴りを頭に入れたローレンスは続いて腹を蹴り、サイドキックへ。ジョンソンは右ハイを狙い、シングルをキムラで切り返す。

このスクランブルで譲らなかったローレンスは9度目のテイクダウンを決めて、腕十字をすかしてバックへ。立ち上がったジョンソンはまたもテイクダウンを許し、背中をつける展開に追い込まれる。

明らかにサバイブを選択したジョンソン。契約のために判定勝ちは十分でないという状況で、守りに入られたローレンスはマウントへ。こうなると足を戻すジョンソンに対し、ローレンスは左のパンチを落とすが、勢いはない。ローレンスはパスからクルスフィックス、ジョンソンが腕を抜いた直後にタイムアップに。と同時にケージサイドのダナ・ホワイトは立ち上がってローレンスに拍手を送った。

「ジョンソンはバンタム級で見たことないほど大きかった。もっと僕に期待してほしい。もっと良くなるからサインしてほしい」とローレンスは話した。


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