【EMC05】ドイツのElite MMA Championshipで石井慧がヘビー級王座決定戦に出場
【写真】石井とオースチン、ドイツの大会のヘビー級王座を争う(C) MMAPLANET&BELLATOR
24日(月・現地時間)、EMC=Elite MMA Championshipより9月5日(土・同)にドイツはデュッセルドルフで開催されるEMC05のメインに石井慧が出場し、スチュアート・オースチンと初代EMCヘビー級王座決定戦を戦うことが発表された。
EMCはデュッセルドルフにあるUFDジムのオーナーであるクロアチア人のイヴァン&トミ・ディヤコビッチ兄弟がプロモートする大会で2017年2月に活動を開始した。
ディヤコビッチ兄弟はMMAの指導者であり、KSWウェルター級王者ロベルト・ソルディッチや同バンタム級王者アントゥン・ラジッチ、UFCファイターのダービッド・ザワダ、PFLで活躍したアブススピアン・マゴメドフのマネージメントもしている。
そんなディヤコビッチ兄弟はドイツとクロアチアMMA界の架け橋であるばかりか、EMCではドイツ人ファイターは当然として、クロアチアに留まらずバルカン半島、その向かいのイベリア半島、さらにポーランドや東欧のファイターを招聘し大会を開いてきた。
今大会もメインでクロアチア国籍を取得している石井が元BellatorファイターでBAMMAではヘビー級王者となり、南アフリカのEFCではライトヘビー級王座に挑戦経験のあるオースチンとヘビー級王座を賭けて戦うこととなった。
セミではドイツMMA界の新鋭、10勝1敗のコンラッド・ディルシュカがベラトール・イタリア大会の常連ウォルタル・プリエジと対戦し、KSWで活躍するエルコ・ユンも出場。EMCで今回の大会を「4度の小さな大会を経てヨーロッパで認知度を上げたドイツ拠点のプロモーションにとって最大のショーであり、2021年に向けて正しいステップを踏む大会となる」としている。