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【Road to ONE03】猿田洋祐「我がままを通したい」✖内藤のび太「僕にできる試合しかできない」

【写真】会見ではのび太の話が上手くなっているという空気があったが、文字起こしすると決してそんなことはないことが判明した (C)MMAPLANET

17日(月)に東京都渋谷区のシャトー・アメーバで行われたROAD TO ONE:3rd TOKYO FIGHT NIGHT の記者会見。

9月10日(木)に渋谷のO-Eastで開催される同大会で戦うことが決まった猿田洋祐と内藤のび太──修斗とONEストロー級を制した者同士のガチンコマッチについて、両者の抱負、司会者からの質問、そして記者との質疑応答という流れで紹介したい(※要約)。


猿田洋祐
「この試合はONEの一つの試合ではなくて、自分が修斗の時代から……4年前にストロー級に落としたのは、のび太選手に挑戦したかったからです。このカードが決まって、凄く嬉しいと思っています。ONEで日本人対決はなかなか難しいのですが、コロナ禍の影響で海外では試合ができなくなったからこそ実現したカードです。のび太選手に勝つことで、パシオ選手に挑戦できると思うので、しっかりと壁を越えて日本のストロー級ナンバーワンとしてパシオ選手に挑戦したいと思います」

内藤のび太
「こんな状況のなか、自分にオファーをして頂きありがとうございます。自分よりランキングで上の選手と戦えるということを光栄に思います。その期待に応える試合ができると思います。そんな感じです」

続いて司会者から、のび太の印象を聞かれた猿田は「自分が勝ち負けを繰り返していた選手で、のび太選手は修斗でもONEでも勝ち続けてきた。この選手に勝つことで、これまでやってきたことが証明できる──自分が救われるという気持ちがあります。のび太選手は毎回、苦しい試合……自分から苦しい展開に持っていって相手を削り、最後は勝利につなげる気持ちが強い選手です」と返答した。

対してのび太は「僕が修斗で戦う前から試合に出ていた選手で、先輩です。階級も上で、ずっと見てきた選手なので戦えることが光栄です。日本人対決があまりできないと思ってきたので、こういう機会でこれ以上ないタイミングだと思いました」と猿田の印象を話し、質疑応答が始まった。

──猿田選手への質問です。削り合いのなかで、どこで上回りたいですか。

猿田 戦略的なことは言えないですが、上手く戦おうとは思っていないです。のび太選手と同じようなキツイ試合をして、のび太選手を疲弊させてパウンドアウトしたいです。

──日本での試合に関しては、どのように思っていますか。

のび太 久々なんですけど、日本で試合ができることは嬉しいです。

猿田 自分はあまり日本でも海外でも場所は関係なく気持ちが創れるタイプなので、それほど関係ないですが、良いところは調整が楽なことです。あとはお客さんが多少入るってことで、生でファンの人に見てもらえることは嬉しいです。

──コロナ禍で戦う、どのような試合をしたいですか。また、どのような調整をしてきましたか。

のび太 どういう試合というか、僕にできる試合しかできないので。それで何か響けば良いかなって感じです。練習は集団で集まってという機会は多少減りましたが、会う人を減らして何とかやっていく感じでやっているので、その方が良いかもしれないです。分からないですけど。

猿田 5月ぐらいまでは1人で練習したり、奥さんが元格闘家なので手伝ってもらって打ち込みとかしていました。6月からはチームのなかだけの練習にしぼって、チームがどうのように強くなるかを考えながらやってきました。この試合に関しては、自分のやりたい試合、我がままを通したいと思います。のび太選手が相手だから。

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