【DWTNCS S04 Ep02】鉄槌、エルボー、破壊力溢れるララミーのパウンドでスウェインが続行不能に
【写真】コディ・ステーマンにかなり似ている──TKO勝ちしたララミー、2015年3月にパンクラスに出場。第1~第3試合が国際試合、メインが北岡悟✖アキラという大会だった(C)Zuffa/UFC
<フェザー級/5分3R>
TJ・ララミー(カナダ)
Def.1R5分00秒by TKO
ダニエル・スウェイン(米国)
米国人ながらBrave CFやM-1でキャリアを重ねてきたスウェイン、対するララミーはTKOフェザー級王座を失った後、プロスペクトFCでチャンピオンとなったカナディアンだ。IKFキック王者の肩書を持つララミーは、スウェインは飛び込んで左ヒザを入れる。ララミーはクリンチでケージに押し込むと、離れて右ローを蹴る。スウェインは右ハイを当てるが、ララミーが押し倒しグラウンドへ、スウェインの足関節、キムラを防いでパンチを落とす。
スウェインは腕十字、三角、腕ひしぎ腕固め、さらに腕十字と攻め立てる。最終的に腕を抜いたララミーが伸ばされかかった左腕でパウンドを落とす。
さらにエルボー、鉄槌を纏めるララミーは左足を抜いて、再びエルボーへ。スウェインはフルガードに戻すが、スクランブルには持ち込めない。今度は右足を抜いたララミーはスウェインの潜りを潰し、ガードの中からハンマーフィストを連打、ハーフでエルボーを入れスウェインを圧倒した。
インターバル中に「息ができない。もう動けない。無理だ」とこぼすスウェインは、ワキ腹を抑えて試合続行不能をドクターに伝えララミーのTKO勝ちが決まった。
「今日はママの誕生日なんだ」と子供の頃に亡くした母を想い言葉を詰まらせたララミーは、「この短時間で、これだけダメージを与える攻撃ができる選手はそういないと思っている。彼がいつケガしたかしらないけど、僕のトップゲームが上回った。このスポーツを始めて10年、夢が叶おうとしている」と再び言葉に詰まった。