【DWTNCS S04 Ep02】ストーツフスのスラムで、パイファーが脱臼──5人の勝者、全員がUFCへ
【写真】痛ッ!! まだ、この角度からの写真で良かった(C)Zuffa/UFC
<ミドル級/5分3R>
ダスティン・ストーツフス(米国)
Def.1R4分21秒by TKO
ジョセフ・パイファー(米国)
まず右ローを見せたストーツフスが、左フックをストーツフスのジャブに合わせる。パイファーがローを蹴り、ストーツフスはスーパーマンパンチ。パイファーは左ジャブから右ストレート、続くスピニングバックフィストは空振りに。カーフを蹴り合う両者、パイファーが左ボディフックを打ち込む。
ストーツフスがカーフを2発、パイファーが再び左ボディフックを決める。互いに右だけでなく左の蹴りも使うなか、パイファーが蹴りにシングルレッグを合わせる。ストーツフスはハーフでギロチン、フルガードに入れて頭を放す。ストーツフスは手首を掴んで三角狙いへ。直ぐに察知したパイファーは、続く三角クラッチも潰してトップをキープする。ハーフからパンチを落としたパイファーに対し、ストーツフスが足関節へ。
パイファーが体を捩じり足を引き抜くや、その刹那ストーツフスがスクランブルに転じシングルレッグ、腰を抱えてスラムへ。右腕をついたパイファーが、ヒジを脱臼し試合は決した。この突発的なフィニッシュをダナ・ホワイトとUFC首脳がどのように判断するか。
果たしてダナ・ホワイトの決断は──。
ダナ・ホワイト
「私はフィニッシュが好きなんだ。2度目のコンテンダーシリーズになったインパ、彼はポテンシャルはある──彼に質問がある。8月22日にエドガー・ムニョスと戦わないか? この質問に答えてくれ、ウェルカム・トゥ・UFC(笑)。
TJ・ララミー、インクレディブルな寝技、このキッドの戦いが好きだ。ようこそ、UFCに。次の試合はタフだった。マッケナはヴァナッサに対して、ビッグ・アンダードックだ。彼女はスイートでキラーだ。彼女はただ若い……20歳、トップ15とどう戦わせるのか。もう少し経験を積んで欲しい──その試合を与えるよ(笑)。
エイドリアン、クリーンなスナイパーだ。もっとUFCで見たい。UFCで、だ。ダスティンは13勝1敗、経験もある。ただUFCに出るだけじゃない、結果を戻すことを望んでいる」
インパ・カサンガネイ、TJ・ララミー、コリー・マッケナ、エイドリアン・ヤネス、ダスティン・ストーツフス──コンテンダーシリーズ史上、3度目の5人全員が一晩で契約するという結果となった。