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【UFC252】イオン・クテレバが陽性で欠場へ。ヘビー級戦は消滅し、カイ・カマカ3世がUFC初陣!!

【写真】7月31日のLFAでの勝利から2週間、カイ・カマカ3世のUFC出場が決まった (C)LFA


11日(火・現地時間)、15日(土・同)にネヴァダ州ラスベガスのUFC APEXで開催されるUFC252「Miocic vs Cormier3」でマゴメド・アンカラエフと対戦予定だったイオン・クテレバが新型コロナウィルスの検査で陽性となり欠場、UFCでは代役を立てることはなく、このヘビー級マッチ自体が消滅することに。

その代わりとして、オープニングファイトでフェザー級のカイ・カマカ3世とトニー・ケリーの一戦が組まれることが発表されている。


カマカは7月31日のLFA87でマイケル・スタックに判定勝ちを収めたばかり、2週間のインターバルでUFCデビューが決まった。ハワイアンMMA第3世代──のカマカ3世、父のカイ・カマカも元MMAファイターだ。父カマカはJILジムから独立して808ファイトファクトリーを主宰する一方で、修斗公式戦を組んでいたウォリアーズ・クェストでプロモート業も手掛けていた。

父カマカの姉2人が、レイ・ブラダ・クーパーとロナルド・ジューンというハワイアンMMA第1世代の中心ファイターに嫁いでおり、息子カマカにとってクーパーとジューンは叔父、そしてPFL世界ウェルター級王者レイ・ブラダボーイ・クーパー3世は従弟ということになる。

一族からはジューンに続き2人目、JIL&808FF連合からはロバート・オストビッチの娘=レイチェル・オストビッチに続き、3人目のUFCファイターになるカマカ3世。対戦相手のケリーは昨年5月以来1年3カ月振りのファイトで、それ以前は3年近いブランクがある。カマカ3世としては、コンディション的にも実戦感覚という部分でも優位にあるばかりか、大きなインパクトを残すチャンスのオクタゴン初陣だ。

■UFC251対戦カード

<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ(米国)
[挑戦者]ダニエル・コーミエー(米国)

<バンタム級/5分3R>
ショーン・オマリー(米国)
マルロン・ヴェラ(エクアドル)

<ヘビー級/5分3R>
ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
ジャイルジーニョ・ホーゼンストライク(スリナム)

<バンタム級/5分3R>
ジョン・ドッドソン(米国)
マラブ・デヴァリシビリ(米国)

<ライト級/5分3R>
ジム・ミラー(米国)
ヴィンス・ピッチェル(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
ヘナタ・ソウザ(ブラジル)
アシュリー・ヨーダ(米国)

<フェザー級/5分3R>
エウベウチ・バーンズ(ブラジル)
ダニエル・ピネダ(米国)

<女子ストロー級/5分3R>
フェリス・ヘリッグ(米国)
ヴィルナ・ジャンジローバ(ブラジル)

<フェザー級/5分3R>
TJ・ブラウン(米国)
ダニー・チャベス(米国)

<ヘビー級/5分3R>
クリストファー・ダカウス(米国)
パーカー・ポーター(米国)

<フェザー級/5分3R>
カイ・カマカ3世(米国)
トニー・ケリー(米国)

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