【ONE】次の試合は9月前半&国内と明言の青木真也が、北岡悟について共同取材で話したこと
【写真】会見は修斗公式戦開場前にケージサイドで行われた(C)MMAPLANET
1日(土)、東京都文京区の後楽園ホールで開催されたShooto2020#05の開場前に、青木真也の共同取材が行われた。
自己発信で次戦が決まったことを仄めかした青木が自ら会見を開き、「単刀直入に試合をしてみたい。詳細はまだまだ話せることと、話せないことがあります。RIZINは始まりますけど、我々は動けていない状況でしんどい状況が僕だけでなく他の選手にもあると思います。そこで関係各位と協力してやりたいと思った次第です」とまず話した。
時期を問われて以降、「9月前半、国内になると思います。相手は全員顔じゃない……今はどんな興行にしても右と左が両方整うことがない。でも、そこはあまり我がまま言えないところです。今の格闘技界はやればやるほど痛む、全て奇策。本来は僕がやってきたことだけど、当たり前に格闘技をやるということが誰一人できていない。それをマスコミも基本言わない、誰も。それが僕のなかの疑問で、当たり前のことを当たり前にやりたい。今の格闘技界は本来の芸事があるべき姿がない。とりあえず旗を振る立場になると思うけど、体を張ってやりたい。辛い時を支えてくれた人と、今も続いている。彼らと真っ当なことを真っ当にやりたい」と話した青木が、盟友・北岡悟の試合を質問した記者に若干、牙を剥いた。
今、青木が語る北岡について──を、ここでは特化して伝えたい。
──昨日の北岡選手の試合をご覧になられましたか。
「どう思いました?」
──えっ……。
「どう思いましたか?」
──やり切ったと……ルールも違うし、場所も違うし。
「どうして、それを書かないんですか?」
──インターバルのこととかですか。
「ですよね。判定なしとか。おかしくないですか」
──おかしいとは思いますが、ホームでやるというのはそういうことかなと。
「まさにそういうことで、最高の自流試合です……自流試合というか、そこまでするんだという狂気性は出たと思います」
──確かに。
「そこを周りが何とも言わない異常性も感じます。だから、僕は視ていないです。僕は視ていないし、なんて言ったらよいのか……あまり興味がなかったというのはありますね」
──なるほど。
「良い悪いではなくて、僕が創りたいモノとちょっと距離があります」
──ベクトルが違う……。
「それで気持ちが良ければ良い。そういうところが僕にはあります」