【ONE】スタンプ✖スニサ戦の解説後に──スリムビューティー&ストロング?!=平田樹がZOOM共同会見
【写真】体つきがMMAファイターになってきた平田樹(C)ABEMA
7月31日(金・現地時間)にタイのバンコクでONE110「No Surrender」が開催されライブ中継を行うABEMAで平田樹がゲスト解説を務めた。
かねてから実現を訴えてきたスタンプ・フェアテックスがスニサ・スリサンに勝利した試合を確認した後、共同会見が行われ──オフィシャルの質問に続きGONG格闘技、Bout Review、E-fight、そしてMMAPLANETの4媒体と平田のZOOM会見が始まり──スタンプ戦を中心に質疑応答が行われた。
「コロナの時期でも試合があり、休んではいられない。試合を見ると、自分も早く試合がしたくなる。無観客ができるのは今の時期しかないので、無観客でもやってみたい」と会見の冒頭で話した平田は、スタンプ✖スニサ戦に関しては「寝技をもうちょっと見たかった。相手が弱すぎて、どれだけ強いのか気になる」と、試合内容については注文をつけた。
スタンプと自らの戦いに質問を及ぶと、「打撃の距離感はあの感じなので、組んだらすぐ投げて寝技に持ち込めばいける。早くやろうよという感じです。スタンプはMMAで5戦5勝、自分の方が戦績も下になったので、自分が勝てば大きいです。ファンも見たいと思ってくれている試合、皆が見たい試合を自分も戦いたい」と平田は話し、質疑応答は続いた。
ここではMMAPPLANETの彼女への問いかけと、返答をお届けしたい(※要約)。
──解説中、試合展開にイライラしているようにも感じました。ただムエタイやキックでなく、スタンプのMMAの試合を視ることができました。キックやムエタイでもスタンプのファイトは気になるのでしょうか。
「全然視ないですね。MMA以外はそれほど見ないです。今回は相手がレスラーだと聞いていたので、寝技になるんじゃないかと期待していました。でもスタンプ選手の余裕が見えた試合になってしまって」
──スニサが頭を抱えてきたときにスタンプはバックに回るのではなく、正対していきました。それだけ首相撲に拘りを持っている裏返しかと思えます。あの首相撲への拘りに対して、何か想うところはありますか。
「ああいうところはまだ下手くそなんだなって。まだ穴があると思いました。自分が相手なら、あの場面で投げ切れるし、レスリングもいけるのでチャンスもあると思います。寝技はまだできないのかとは思います」
──あの1試合前にファブリシオ・アンドラジというムエタイとグラップリングを融合させた選手がいました。スタンプがあのようにムエタイをMMAで使えるとすれば?
「あの髪の毛がカラフルな人ですよね。あの人はヤバイですね。両方できて……。でも、大丈夫。私は試合には強いので(笑)」
──ところでZOOMの画面で顔を拝見させてもらうと、凄く顔が締まっていませんか。小顔ローラーとかやっているのですか。
「違いますよ!!(笑)。違います!! 痩せたんです……ちょっとやめてくださいよぉ(笑)」
──ケガもあったようですが、トレーニングでしぼれているということでしょうか。
「これまでは好きな時に好きなものを食べていてのが、『これを食べたら太る』、『これだけ練習したのに、こんなの食べたらいけない』っていう考えになってきたんです。自分の体のこと、練習のことを第一に考えるとどんどんと痩せてきました」
──胃腸の状態が良いと、体にも凄く良い影響が出るかと思います。
「今までよりも体重も軽いし、食べているものも全然違うので体つきも変わったと言われ、パンチの威力も変わってきました。それは自分でも分かります」
──本当に顔が引き締まっていますね。ただ痩せるだけでなく、肌つやの良さが画面を通して伝わってきます。
「本当に体調が良いんです。だから余計に試合がしたいです」
──これは平田選手だけの問題でも、日本だけの問題でなく、世界的規模の問題で国境を以前のように行き交うことができません。そうなると日本での試合というのも視野に入ってきますか。
「国内で戦うことも考えています。本当に全然あることなので。今は調子も良いし、試合をして色々なことを試してみたいんです……レスリングだったり。凄く練習しているのに、その成果を発揮する場所がないので悔しくて」
──とはいえ日本に外国人選手が入国するのも厳しい状況です。そうなると日本人選手が相手になりますが。
「逆に日本人と戦ってみたいです。私は日本人選手との試合経験があまりないので」
──誰かと戦いたいという個人名を挙げることはできますか。
「う~ん、それは結構聞かれるんですけど、分からないんです。自分の階級ってあまりいなくて……でも、誰でも大丈夫です(笑)」