【Brave CF37】ビアンカ・アンツマン、前足=左ハイキックでニカネンを完全KO
<女子ストロー級/5分3R>
ビアンカ・アンツマン(スウェーデン)
Def.3R1分37秒by KO
ヴェーラ・ニカネン(フィンランド)
試合開始直後にニカネンがキャンバスが滑るとアピールし、試合が中断。再開後、アンツマンがワンツーから左フックを打ち、左ミドルを決める。右オーバーハンド、左ミドルと打撃で圧すアンツマンが、左フックをカウンターで打ち込む。ニカネンも右を打ち返すが、アンツマンはコンパクトなワンツーを決め、左ミドル&左ローを入れて試合をリードする。アンツマンは左ミドルを効果的に使い、右前蹴りでニカネンを突き放す。
さらに左ジャブから右ストレートを当て、ニカネンのテイクダウン狙い切ったアンツマンが右をヒットさせる。左の蹴りを連続で繰り出したアンツマンが左ジャブ&右前蹴りも、最後の10秒でニカネンがダブルレッグを決めた。
2R、変わらず左ジャブを打っていくアンツマンに対し、ニカネンも左ジャブを当て返す。ステップインして左ジャブ、右ストレートから右ミドルとキックボクシングを続けるアンツマンに対し、ニカネンはリードフックで対抗する。左ボディからジャバブを当て、前蹴りをキャッチ仕掛けたニカネンは右ストレートから左フックを当てられる。アンツマンは前蹴りを多用し、スーパーマンパンチも当たりは浅い。
ニカネンは左を見せてダブルレッグへ。ケージまでドライブされたアンツマンが絶えてパンチを打っていったが、腰をコントロールされテイクダウンを許す。ニカネンはサイドから上四方へ抑え、アンツマンはハーフからクローズドを取ってラウンド終了となった。
最終回、打撃でリードするアンツマンだが、テイクダウンを奪われ下で終わったことがどのように影響しているか。変わらずアンツマンが鋭い左ジャブから右ストレート、続いて左ミドルという対角線コンビネーションを見せる。ニカネンは左から右を返し、右ミドルも左をカウンターで受ける。テイクダウンのフェイクを見せたニカネンだが、アンツマンはかからずスピニングバックフィストを狙う。
と、これまでの左ミドルの間合いでアンツマンが左ハイ一閃。この一発をモロに受けたニカネンは後方に倒れる。鉄槌を落としたアンツマンをレフェリーが押しのけ、KO勝ちを宣言した。