【ZST GTF04 Q】75キロ級は1位=小川智也&2位=鹿志村仁之介が本戦へ。両者揃って、本命に昇格?!
【写真】鹿志村とのOT戦で勝利し、1位で予選を突破した小川(C)NOBU YASUMURA/ZST
<GTF75キロ級予選/7分1R>
鹿志村仁之介(日本)
Def.4分27秒by アナコンダチョーク
坂野開(日本)
まず坂野がシッティング、パスを狙う鹿志村が一気に足を越えて上四方からバックへ。ワンフック&ネルソン、坂野のロールにマウントに移行する。ワキをすくいに掛かる鹿志村はブリッジを許さない。足を戻した坂野はデラヒーバを取り切れず、スタンドのままで鹿志村がトーホールドを狙い、パスガードをしつつ腕十字。
懸命に防いだ坂野は、三度パスを許すと、スクランブルに持ち込もうとしてシングルへ。がぶった鹿志村はバックを伺うが、場外になり中央でリスタートに。
直後にパスに成功した鹿志村が、一気に首を取りアナコンダチョークへ。仰向けになった坂野がタップした。
<GTF75キロ級予選/7分1R>
小川智也(日本)
Def.1分33秒by 腕十字
ベン・ブッカン(英国)
ジャンピンガードで引き込んだ小川が三角、オモプラッタに移行して上を取る。ハーフのブッカンに対しヒザを抜いた小川は一気に腕十字へ。ブッカンは腹ばいになり立ち上がるが、そのまま仰向けにされタップを強いられた。
<GTF75キロ級予選/7分1R>
鹿志村仁之介(日本)
Def.4分54秒byキムラ・アームロック
ベン・ブッカン(英国)
すぐに座った鹿志村、その周りをまわるブッカンに対して三角絞めへ。
抜いたブッカンがガードの中から立ち上がると、鹿志村はガードからスリープを狙いボディロックでリバーサルへ。ブッカンはギロチンから回転して上を取り、頭を抜かれてガードの中に収まる。
鹿志村のガードからの仕掛けを嫌がり、立ち上がったブッカンがヒザをついてトップに。ブッカンはボディロック・リバーサルに対し再びギロチンへ。鹿志村は頭を抜いて一気にパス、ニーインからマウントを取る。
エゼキエルでワキをこじ開けて、すくった鹿志村は腕狙いからダースへ。さらに上四方から横三角、キムラに切り替えるや、さらに足関節を仕掛けつつ上四方に戻る。流れるようにトップのままポジションを変えて攻め続けた鹿志村が最後はキムラを極め2試合連続で一本勝ち、6P獲得で本戦出場を2試合で決めた。
<GTF75キロ級予選/7分1R>
小川智也(日本)
Def.0分38秒byギロチンチョーク
坂野開(日本)
坂野のシッティングに対して、首を抱えて足を抜きに掛かる小川。懸命に足を絡める坂野に対し、下になりクローズドを取った小川がネックロック気味のギロチンで2試合連続一本勝ち。鹿志村に続き、6P獲得で予選突破を決めた。
この後、連敗同士の坂野✖ブッカンはOTの末──ブッカンが勝利、本戦出場を決めている鹿志村と小川の一戦もOTにもつれ込み、1分14秒でバックから逃げた小川は、スパイダーウェブを選択し2秒でタップを奪う。
1位、小川&2位、鹿志村が26日に本戦進出を決めた。
【GTF04 75キロT出場選手】
渡部拳士郎
世羅智茂
寒河江寿泰
竹内稔
山中健也
高本裕和
小川智也
鹿志村仁之介