【KSW53】チャンプ・チャンプ=マテウス・ガムロが、2年振りのMMAでケビン・ソウザと対戦!!
【写真】この試合は欧州外で戦った経験のないガムロにとって、試金石となるに違いない(C)KSW&BELLATOR
21日(土・現地時間)、ポーランドはウッチのアトラス・アリーナで開催されるKSW53「Fight Code」のメインでケンティン・ドミンゴスと対戦予定だったマリウス・プシャノウスキーの負傷欠場、ロベルト・ソルディッチ✖マリウス・ザロムスキーのウェルター級選手権試合がメインになることに加え、KSWフェザー&ライト級王者マテウス・ガムロが出場することがアナウンスされた。
ガムロにとって2018年12月にクレベル・コイケを下し、フェザー級王座を獲得して以来、実に1年4カ月振りのMMAマッチはエジミウソン・ソウザとのライト級ノンタイトル戦となる。
昨年はADCC世界大会に出場し、ゲイリー・トノンのRNCに敗れたのが唯一の実戦となったガムロ、ライト級でのMMAマッチは2年振りとなる。ガムロといえばポーランドMMAの住人らしく、下になることを厭わないガチガチのグラップラーである一方で、喧嘩ファイトを辞さない。加えて、ATTでの練習で持ち味である組み技に付き合わないファイトも身に着けている。
対するソウザはケビン・ソウザの名前でUFCに在籍し、菊野克紀にKO勝ちした試合を含め3勝1敗という結果を残していた。さらなる好条件を引き出すために、彼は早期契約更新を断り4連勝を得て、高額契約を狙った試合で敗れリリースの憂き目にあった。
その後はBellatorに転出も、パトリッキー・フレイレに敗れ、巌流島で菊野にリベンジを許すという厳しい局面に陥ったソウザだが、サンパウロのローカルショーで2連勝しKSWデビューを迎える。ある意味、初戦で二階級制覇のガムロが相手というのは大きなチャンスである。
ガムロがソウザの打撃の圧力を前にして、ノーマン・パーク戦で見せたような喧嘩グラップリングを貫くことができるのか──非常に楽しみなライト級顔合わせだ。