【UFC248】クローズの右を効かされたダリューシュが、左オーバーハンドで逆転KO勝ち
<ライト級/5分3R>
ベニール・ダリューシュ(米国)
Def.2R1分00秒by KO
ドラッカ―・クローズ(米国)
サウスポーのダリューシュが左ストレートを見せ、左ミドルを入れる。右を打ち込んだクローズに対し、ダリューシュがヒザを突き刺し、左ストレートからダブルレッグでテイクダウン。立ち上がったクローズは、バックを取ったダリューシュの崩しにケージを掴み口頭で注意を受ける。スタンドながら両足をフックしたダリューシュは右腕を喉下に差し入れる。
クローズは手首を掴んで耐え、前方に振り落とそうとする。絞めからパンチに切り替えたダリューシュが殴りながら、再び絞めを狙う。残り90秒、アゴの上からの絞めも防がれたダリューシュが、再度アゴの上から絞めを狙う。呼吸が粗くなるクローズだが、手首を掴んで防ぎ、バックグラブを取られたままラウンド終了まで耐えきった。
2R、ダリューシュの蹴りが急所に入り、試合が中断。すぐに再開され、クローズが右ローから右フックを当てる。蹴りで前に出たダリューシュに右をヒットさせたクローズがラッシュをかけるが、ダリューシュは逆に右を当て足が泳いだクローズに左オーバーハンドを打ち抜く。マウスピースを吐き出しそうになりながら後方に倒れたクローズを見て、即レフェリーが試合を止めた。