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【Bellator239】計量終了 デビュー以来の連勝記録、歴代世界2位のアモソフがエド・ルースに挑む

Bellator239【写真】メインで対戦するルースとアモソフ、両者にとって乗り越えれば一皮むける顔合わせか (C) BELLATOR

20日(木・現地時間)、 21日(金)にオクラホマ州タッカービルのウィンスター・ワールドカジノで開催されるBellator239「Ruth vs Amosov」の計量が行われた。

1月のビッグショーから2020年の通常営業が始まる今大会、メインはウェルター級のエド・ルース✖ヤーソラフ・アモソフ戦が組まれている。


名門ペンシルバニア州立大時代に全学年でD-1オールアメリカンに選ばれ、2012年から2014年にかけてNCAAで3連覇の偉業を達成している。ベン・アスクレンにしても優勝は2度という生存競争の激しいカレッジ・レスリングでMMA界一の結果を残していると言っても過言でないルースは、ここまでのキャリアは8勝1敗。唯一の黒星はウェルター級ワールドGPでネイマン・グレイシーに逆転負けを喫した試合のみ、昨年7月にはストラッサー起一から2RでTKO勝ちを収めている。

対するアモソフはレコード的にはデビュー以来22連勝、この22試合負け知らずという数字はUFC世界ライト級王者カビブ・ヌルマゴメドフの28に続く、世界2位の記録だ。ベラトールでの3連勝の相手には、元UFCファイターのエリッキ・シウバ、ライト級タイトルコンテンダーのデヴィッド・リッケルズが含まれている。

とはいっても、それ以前の連勝記録はウクライナのTech FCでキャリアに劣る相手に作られたものでもある。アモソフにとって、そのような指摘を払拭するためのルース戦ともいえる。テイクダウンだけでなくコントロールの名手に、打撃の勢いはあるがフロンチョーク系でのフィッシュを得意とするアモソフの真価が問われるメインといえる。

この他、マイルズ・ジュリーがベラトールで生き残るために不退転の想いで挑む、ブランドン・ガーツ戦。ヘビー級のレスリング・エリート=タイレル・フォーチュン✖ブルファイター=ティモシー・ジョンソン、プレリミでもオランダ格闘技界の叡智の融合=柔道&キックを融合させるデニス・キルホンツと、ハイキック・クィーン=クリスティーナ・ウィリアムスの女子フライ級など、注目ファイト出場選手は問題なく計量をクリアしている。

■Bellator239主な試合の計量結果

<ウェルター級/5分3R>
エド・ルース: 170.9ポンド(77.51キロ)
ヤーソラフ・アモソフ: 170.1ポンド(77.15キロ)

<ライト級/5分3R>
ブランドン・ガーツ: 155.1ポンド(70.35キロ)
マイルズ・ジュリー: 155.5ポンド(70.53キロ)

<ヘビー級/5分3R>
タイレル・フォーチュン: 245ポンド(111.13キロ)
ティモシ―・ジョンソン: 262.9ポンド(119.24キロ)

<ヘビー級/5分3R>
ハビー・アヤラ: 261.6ポンド(118.65キロ)
ヴァレンティン・モルドフスキー: 229.7ポンド(104.19キロ)

<バンタム級/5分3R>
キース・リー: 136ポンド(61.69キロ)
ショーン・バンク: 135.4ポンド(61.41キロ)

<女子フライ級/5分3R>
デニス・キルホンツ: 122ポンド(55.33キロ)
クリスティーナ・ウィリアムス: 125.1 ポンド(56.74キロ)

<バンタム級/5分3R>
ジョシュ・ヒル: 134.7ポンド(61.09キロ)
ビニシウス・ザニ: 134.5ポンド(61.0キロ)

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