【ONE109】無観客試合について、チャトリCEOが国際電話会見「年間50大会、The show must go on !!」
【写真】実際のところイベントを開催するにはシンガポール政府としっかりと連携が取れていないと難しかったに違いない (C)MMAPLANET
18日(火・現地時間)、ONE Championshipのチャトリ・シットヨートン会長& CEOがインターナショナルナル・テレカンファレンスを開き、改めて28日(金・同)にシンガポールで開催されるONE109「King of the Jungle」を無観客試合で行うことについて、各国のメディアと質疑応答と行った。
17日(月)に自らのSNSで「中国で拡大している新型コロナウィルス感染の影響を鑑み、同大会を無観客試合で行う」旨を明らかとしていたチャトリ代表は、テレカンファレンスの冒頭でも「大会のキャンセルを視野にいれてきたけど、アジア全域、世界中が困難にあるなか、人々は希望と勇気を必要としている。我々のヒーローが最高の試合をして、皆に元気や希望を与えることになる」とSNSに書き記していた大会開催理由を語った。
同テレカンファレンスにおいて、MMAPLANETからチャトリCEOへの質問は2点──A「無観客試合をONE Warriors Seriesのようなスタジオマッチにせず、シンガポールインドアスタジアムで行う理由」及び、B「今後も新型コロナウィルスの感染が沈静化せず、この状況がアジア全土で続く場合、これからのイベント開催をどのように考えているのか」ということを尋ねた。
その返答は以下の通りだ。
A「ONEチャンピオンシップはグローバルなスポーツメディア・プロパティであることが絶対であり、ライブ中継がその軸にある。よって世界中のファンにONEの試合を楽しんでもらうためには、スタジオマッチではなく通常通りのステージを組み、同じ質の大会をLIVE中継で届ける必要があるからだよ」
B「危機的な状況にあっても、世界にONEチャンピオンシップが存在することを示すために、ショーは続けなければならない。もちろん、最も大切なことは人々の安全だ。それぞれの開催地の状況を把握し、ショーは行われる。2020年、ファンに会場で見てもらえる状況、そして無観客試合になろうが50大会を開催しぬく。想いと強さ、勇気をもってアジアを勇気づける」