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【Bellator】ベラトール世界ミドル級王者ラファエル・ロバトJrが、健康上の理由でタイトル返上

Lavato jr【写真】1983年6月生まれの36歳、ムンジアル以外ではノーギワールドで3度優勝しており、MMA通算戦績は10勝0敗だった (C)BELLATOR

10日(月・現地時間)、Bellatorよりベラトール世界ミドル級王者ラファエル・ロバトJrが健康上の理由でタイトルを返上することが発表された。

2014年ムンジアル・ヘビー級のポディウム。優勝したプレギーサが禁止薬物使用で失格となったが、彼は3位のままだった(C)MMAPLANET

2014年ムンジアル・ヘビー級のポディウム。優勝したプレギーサが禁止薬物使用で失格となったが、彼は3位のままだった(C)MMAPLANET

ロバトJrは、2007年ムンジアルの黒帯ウルトラヘビー級で優勝し、BJ・ペンに続き米国人で2人目の黒帯で世界王者となった柔術家だ。

典型的な競技柔術家と思われたが、2014年にムンジアル7度目の銅メダル(※他、銀メダルを1度)を獲得した3か月後にMMAに転じた。

3戦目でLegacy FCミドル級王者になったロバトJrは、キャリア5戦目でベラトールと契約し5連勝後、昨年6月にゲガール・ムサシに挑戦しMMAでも世界の頂点に立っていた。


今回の返上発表はリリースでは健康上の問題とされており、ロバトJrの「チーム、家族とともにベラトール世界ミドル級チャンピオンを目指した旅は信じられなく、また格別なものだった。ずっとチャンピオンでいることが夢だったけど、人生は時に違う方向に進むことがある。この間、MMAでは見られなかった状況に陥った僕の厳しい時期をベラトールは支えてくれた。もし可能なら、またカムバックして戦いたい。それが無理でも人生は続くし、別の方法でベラトールと歩んでいければと思う」というコメントを寄せている。

またスコット・コーカーも「ロバトJr、家族、チームにとってチャレンジの時になる。彼このスポーツに於ける本当の戦士だ。今回の彼の決意に対して、これ以上何も言えない。我々にとって何よりも彼の健康が第一で、そして違った形で一緒にやっていければと思っている」と話している。

リリースでは健康上の理由としか発表されていないが、ロバトJrの海綿状血管腫という──腫瘍が脳に発見されたという情報も公になっている。この症状は腫瘍といっても、血種と異常に拡張した洞様欠陥が膨らんだ状態で、血管奇形に近く良性の病変だという。

症状がない場合はそのままでも大丈夫なほど、一般生活を送るには問題ないそうだが、てんかん発作や脳内出血という症状が出ることもある。また何度も出血を繰り返すと、重篤な脳幹部症状を出す恐れもあり、ロバトJrがどの位置に海綿状血管腫が発見され、どのような症状が見られるのかは明らかにになっていないが、このタイトル返上がそのまま現役引退となる可能性も十分にあり得るだろうだろう。

ベラトールでは世界王座決定戦については、後日アナウンスするとしている。

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