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【Titan FC51】フィジエフ、キャリア初の2Rを経験──も果敢に打ち合うタツカエフを左ミドルで沈める

<ライト級/5分3R>
ラファエル・フィジエフ(キルギス)
Def.2R4分09秒by TKO
ナルザン・タツカエフ(カザフスタン)

サウスポーのタツカエフが、左ストレートを当てる。フィジエフは右ローを蹴り、右フックから右ミドルを入れる。距離を取り直したタツカエフは、飛びヒザの着地に合わせ組んでケージにフィジエフを押し込む。フィジエフが押し返し試合がケージ中央に移ると、タツカエフがグローブに不備がありインターバルを要求する。再開後、鋭い左右のフックを見せたフィジエフに対し、タツカエフも果敢にワンツーからボディにヒザを入れる。

左ミドルを蹴り込んだタツカエフは、フィジエフのニータップを切る。フィジエフはローから左フック、右ルボーを振るう。組まれてもエルボーを当てて離れたフィジエフが左フックを当てて、クリンチからエルボーを当てる。タツカエフが左フックを振るって前に出ると、フィジエフは右フックを2発当て、右エルボーを打ち込む。左ストレートを当てたタツカエフだが、ローに足払いのようなローを決められバランスを崩す。そのままクローズドガードを取ったタツカエフ、エルボーを落としたフィジエフがガードの中に収まり初回が終わった。

キャリア初となる2Rを戦うフィジエフが、右ローを蹴り下ろす、オーソで構えたタツカエフが左ジャブを当てる。左フックを2発、左右のローを蹴り込んだフィジエフがスピニングバックフィスト、さらに左ミドルを蹴っていく。タツカエフも前に出てヒザを突き上げるが、左フックを被弾し左ミドルを被弾する。スイッチをしても左右のミドルで腹を蹴られるタツカエフがクリンチへ。

ケージに押し込まれたフィジエフはヒザを見せ、右エルボーを当てて離れる。タツカエフはスイッチをしてもロー、削られ前足を削られハイキックの餌食になりそうに。ここでタツカエフにヘッドバッドがあったとして試合が中断さ。リスタート後、フィジエフが強烈な右ローから左右のフック、足が流れるタツカエフにローを続ける。前足を蹴られてもショート連打を繰り出し組んでいくタツカエフだったが、ボディにヒザを受け離れる。

左フック、右アッパーを当てたタツカエフがシングルレッグへ。倒せず、間合いを取り直したところでフィジエフが右ストレート、右フック、さらにボディを入れる。直後に左ミドル入れられ、しゃがみ込んだタツカエフを見て、レフェリーは試合を止める。

フィジエフはデビュー以来の連勝を6に伸ばした。


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