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【ACB88】PXC王者トレヴィン・ジョーンズ、ホドリゴ・プライアにスプリット判定負け

<バンタム級/5分3R>
ホドリゴ・プライア(ブラジル)
Def.by sprit decision
トレヴィン・ジョーンズ(グアム)

右ローを蹴ったPXCバンタム級王者のジョーンズ。続くテイクダウ狙いをプライアが切る。ローを続けるジョーンズに、プライアは右ハイを蹴っていく。互いに蹴りを多用するなか、プライアが右を伸ばす。ジョーンズはプライアをケージに押しこむが、テイクダウンを奪えない。ヒザを顔面に届かせたプライアが離れ、また蹴りで主導権争いが続く。プライアの右ハイに、ジョーンズが左ストレートを放つ。プライアも右ロングを返し、関節蹴りへ。静かな初回は、終盤にジョーンズが勢いのある右を振るうが、クリーンヒットしないまま終わった。

2R、右ジャブ&右ローを繰り出すジョーンズに対し、プライアは関節蹴りを狙う。前蹴りから右ハイと初回と同じような技を繰り出すプライア、ジョーンズはサークリングを続ける。遠い距離のキックボクシング戦は、プライアの左フックにジョーンズがダブルレッグを合わせてテイクダウン。すぐにスクランブルから立ち上がったプライアのバックを制して、ケージに押しこむ。

プライアは胸を合わせた直後に小外掛けでテイクダウンに成功する。プライアやハーフガードからキムラロックへ。このままスイープに成功し、立ち上がろうとしたジョーンズのバックを制し両足をフック。RNCチョークは決まらず、パンチを落としたところでタイムアップに。

最終回、すぐに組んだジョーンズがプライアをケージに押しこむと、右腕を差し上げてテイクダウンに成功する。ハーフで抑えたジョーンズ、プライアがフルガードに戻す。プライアの三角狙いをジョーンズが立って防ぐと、頭をつけて抑え込む。もう一度、三角をジョーンズが潰した直後にレフェリーがブレイクを要求する。残り1分のスタのからの再開、ダブルレッグを狙ったプライアを逆に倒したジョーンズは首を抱えながらもマウントへ。

このまま試合はタイムアップに。両者勝利をアピールしたが、プライアがスプリット判定勝ちを手にした。ジョーンズはTOP FCに続き、ACBで僅差の判定負けとなった。

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