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【WEC41】バヌエロスが僅差の判定勝ち

ccdaf378■第3試合 バンタム級/5分3R
アントニオ・バヌエロス(米国)
Def.3R終了/判定
スコット・ヨルゲンセン(米国)

【写真】左目を大きく腫らし、カットもしたが、バヌエロスがヨルゲンセンを僅差の判定で振り切った (C) ZUFFA

バヌエロスの右がいきなりヒットし、ヨルゲンセンが後退する。ボディ・ダイブから
テイクダウンを奪ったバヌエロスだが、ヨルゲンセンはここで立ち上がる。低いガー
ドで思い切りオーバーフックを振るうバヌエロスは、組みつき、離れ際にも左右のフックを叩き込む。

勢いに乗り前進するバヌエロスに対し、ヨルゲンセンはパンチを返すが、組みつかれるとケージに押し込まれてしまう。無理やりテイクダウンを狙わず、距離をとったバヌエロスは、ヨルゲンセンの蹴りを受けながらも、左右の鋭いパンチを振るい続け、1Rを優勢のまま終えた。


2R、開始早々テイクダウンを狙ったバヌエロスに、ヨルゲンセンはがぶって距離を取り直し、1Rと同じような展開に。パンチだけでなく、ミドルも見せたバヌエロスが優勢のまま最終ラウンドへ。

最終ラウンド、バヌエロスのテイクダウン・アテンプトを遮断し、左ジャブ、右アッパーを繰り出すヨルゲンセン。パンチの精度が上がり、バヌエロスが後退する場面も目立ってくる。

足を止めて打ち合い、テイクダウンを狙ったバヌエロスから、ヨルゲンセンがバックを奪うと、その後は、シングルレッグからテイクダウンを奪って強烈なパウンドを落としていく。試合は、直後のギロチンをバヌエロスが切り抜けたところで、3Rが終了。ジャッジの裁定は2-1でバヌエロスを支持し、左目を大きく腫らし、カットしながら勝利を手にした。

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