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【Shooto】加藤惇と対戦する魚井フルスイングの謎だらけの過去─01─「白帯って名前で戦っていました」

Uoi Fullswing【写真】フルスイングの割にバットのグリップは非常に不安定な魚井(C)MMAPLANT

12日(金)に東京都文京区の後楽園ホールで開催されるプロ修斗公式戦で加藤惇と対戦する魚井フルスイング。

絶好調7連勝4試合連続KO勝ち中の魚井にZST王者との対戦、そして謎多き過去を語ってもらった。


──金曜日に試合が迫ってきました。体調の方はいかがですか。

「いつも通り、良い感じです」

──7連勝と絶好調をキープしています。

「連勝はあんまり数えていないのですが、そんなもんですね」

──KO勝ちは4試合連続です。では対戦相手の加藤選手の印象を教えてください。

「僕は関西出身なのでZSTの選手を見る機会がなかったので、印象自体がなかったんです。今回、映像を見てみると第一にフレームが大きいですね。後楽園ホールで挨拶をした時も、服を着ていたのですがフェザー級やライト級の選手と遜色のない体格をしていました。

試合的には一度組みつくと『ZSTだな』っていう寝技好きの選手ですね。ロール上等、そして極めにも拘りを持つ。今ZSTの柏崎剛選手と練習を何度かさせていただいて、凄く強くて。ZSTのレベルの高さを感じています」

──元々フェザー級のチャンピオンだったわけですし、魚井選手もバンタム級として大きい方じゃない。

「嫌ですね。強いでしょうし。ただ、僕も服部賢大選手との試合を経験しているので、まぁ何とかなるんじゃないかと思っています。

コケるとこまでつんのめって戦うつもりです。調子に乗っている方が良いって周りからも言われているので。フルスイングでいきますッ!!」

──そんなフルスイング選手は神戸出身ということですが、修斗、MMAを始めたきっかけは?

「JRから見える修斗ジム神戸の黄色い窓ぐらいしか、格闘技の印象はなかったんです。まあ、PRIDEとかTVで見ている世代だったので、きっかけはそこですよね。で、神戸ジムに入門して、行ったり行かなかったりとかで。しかも、まだ若いしフラフラしようって休会している時に、僕が入った当時のジムの代表だった北川(純=ゴンズイ)先生がゴンズジムを出すことになって。

で、北川先生から『どっちでもエェから来いよ』って言っていただいて。ただ、当時の僕は北川先生とも先生が離れたあと神戸ジムで指導するようになった小堂(準也=KODO)さんにも馴染みがなかったんです。だから元町とゴンズジムのある神戸駅やったら、神戸駅の方が一駅分近いからそれならゴンズジムやなって思ってジムを移ったんです」

──なんとも強い意志とは真逆の移籍だったのですね(笑)。

「そうですね、取り敢えず北川選手のところにお世話になろうって。まぁ、プロになるつもりもなかったですし。でも格闘技ジムあるあるやと思うんですけど、『もうちょっと頑張ったら勝てる』って乗せられて。で、アマチュア修斗にたくさん出るようになりました」

──プロも修斗のBORDERを始め、関西系で色々な試合に出ていますね。

「RIZING ON、Demolition、DEEP、HEATも一度だけ出ましたね。ケジメつけずにウダウダやるようになっていました。漠然と強くなりたいという気持ちだけでプロっていう自覚もなく、ただオファーをジッと待って、色んなところでフラフラ戦っていた感じでした。オファーがないとか、言い訳ばっかり探していましたね。

どこかに強ければ良いやろうって気持ちで、興行っていうモノを分っていなかったです。今も偉そうに言えることではないのですが。そんな感じだったので、ゴンズジムも離れて……」

──ジムを離れたこともあったのですか。

「ハイ、ちょうどデモリッションとか出ている時ですね。その時は白帯というリングネームで戦っていました」

──白帯ッ??

「出稽古を続けている時期に、柔道着を持っていたのでSPOKというサークルで柔術の練習をしていて。そこはハンドルネームで連絡と取り合っていたんです。先生っていう人とかもいて。で、僕は白帯やったから白帯にしたんです。そうしたら、試合に出るときもハンドルネームで出るようになったんです」

<この項、続く>

■ プロ修斗対戦カード

<フェザー級/5分3R>
高橋遼伍(日本)
アーノルド・クエロ(フランス)

<ライト級/5分3R>
川名雄生(日本)
鈴木槙吾(日本)

<ジュニア修斗55キロ契約/4分1R>
有馬鉄太(日本)
内田滝琉(日本)

<バンタム級/5分3R>
魚井フルスイング(日本)
加藤惇(日本)

<ライト級/5分3R>
大尊伸光(日本)
木村孔明(日本)

<インフィニティリーグ2017フェザー級/5分2R>
内藤太尊(日本)
TOMA(日本)

<バンタム級/5分2R>
海下“DRAGON”竜太(日本)
榎本明(日本)

<新人王決定T2回戦バンタム級/5分2R>
よしずみ(日本)
Jセロウ若林(日本)

<バンタム級/5分2R>
本田良介(日本)
関口祐冬(日本)

<バンタム級/5分2R>
岩木 啓(日本)
大越崇弘(日本)

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