【UFC211】今週末の注目イベント 2階級の世界戦──に負けない、楽しみな面々ズラリ
【写真】1月にBJ・ペン越えを果たしたジャイー・ロドリゲスが、フランキー・エドガーに挑む。元ライト級世界王者2タテなるか(C)Zuffa LLC/Getty Images
13日(土・現地時間)にテキサス州ダラスのアメリカンエアライン・センターで、UFC 211「Miocic vs Dos Santos 2」が開催される。3週間振りの世界最高峰の戦いはヘビー級と女子ストロー級のダブルクラウンが用意されている。
UFC世界ヘビー級王者スタイプ・ミオシッチは2度目の王座防衛戦を元世界ジュニオール・ドスサントス相手に行う。シガノがタイトルを失ってから4年と5カ月、その後の成績はタイトル挑戦失敗も含め2勝2敗と、王者の勢いが上回る状況は否定できない。
王者の勢いという点では女子世界ストロー級王者ヨアナ・イェンジェチックは今回で5度目の王座防衛戦となり、チャンピオンが猫の目のように変わる最近のUFCにあって、4度の防衛記録は世界フライ級王者デメトリウス・ジョンソンに次ぐ多さ。抜群の安定度を誇っているといえるだろう。2試合連続フィニッシュで挑戦権を獲得したジェシカ・アンドレジだが、この試合も王者有利と考えられる。
そんなタイトル戦以上に戦いの行方、内容が気になる試合がメイン&プレリミに揃っている同大会。デミアン・マイア×ホルヘ・マスヴィダル、フランキー・エドガー×ジャイー・ロドリゲス、エディ・アルバレス×ダスティン・ポイエーらのマッチアップは当然として、WSOF二冠からオクタゴンに復帰のデヴィッド・ブランチ、テキサスという土地柄からか数多く出場するラテン系ファイター、ポロ・レイジェス&マイケル・キニョネスらも注目だ。
■ UFC211対戦カード
<UFC世界ヘビー級選手権試合/5分5R>
[王者]スタイプ・ミオシッチ(米国)
[挑戦者]ジュニオール・ドスサントス(ブラジル)
<UFC世界女子ストロー級選手権試合/5分5R>
[王者]ヨアナ・イェンジェチック(ポーランド)
[挑戦者]ジェシカ・アンドレジ(ブラジル)
<ウェルター級/5分3R>
デミアン・マイア(ブラジル)
ホルヘ・マスヴィダル(米国)
<フェザー級/5分3R>
フランキー・エドガー(米国)
ジャイー・ロドリゲス(メキシコ)
<フライ級/5分3R>
ヘンリー・セフード(米国)
セルジオ・ペティス(米国)
<ライト級/5分3R>
エディ・アルバレス(米国)
ダスティン・ポイエー(米国)
<フェザー級/5分3R>
チャス・スケリー(米国)
ジェイソン・ナイト(米国)
<ミドル級/5分3R>
デヴィッド・ブランチ(米国)
クリシュトフ・ヨッコ(ポーランド)
<ライト級/5分3R>
ジェイムス・ヴィック(米国)
ポロ・レイジェス(メキシコ)
<女子ストロー級/5分3R>
ジェシカ・アギラー(米国)
コートニー・ケイシー(米国)
<フェザー級/5分3R>
エンリケ・バルゾラ(ペルー)
ガブリエル・ベニテス(カナダ)
<フェザー級/5分3R>
ジャレッド・ゴードン(米国)
マイケル・キニョネス(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ラシャド・コールター(米国)
チェイス・シャーマン(米国)
<ライトヘビー級/5分3R>
ガジムラッド・アンディグロフ(ロシア)
ヨアキム・クリステンセン(デンマーク)