【UFN109】契約更新?! ミシャ・サークノフがスウェーデンでオズテミアと対戦
13日(月・現地時間)、UFCより5月28日(土・同)にスウェーデンはストックホルムのエリクソン・グローブで開催されるUFC Fight Night 109「Gusutafsson vs Teixeira」にミシャ・サークノフが出場し、ヴォルカン・オズテミアと対戦することを明らかとした。
カナダはトロント出身のサークノフは、30歳になったばかりでキャリア13勝2敗のファイター。UFCには2015年8月から参戦しこれまで4連勝、全ての試合でフィニッシュしている。このサークノフ、リリースの嵐が吹き荒れるUFCにあって必要とされないのではなく、交渉がまとまらず一度はフリーエージェントとなり、ランキングから外れた経緯を持つ。
ダナ・ホワイトも「彼を次に見るのは、別の場所だろう」という発言をしてきた。そんなサークノフのスウェーデン大会の出場は、一度は決裂した交渉がどちらが折れたかは不明だがまとまったことを意味する。
これはサークノフ自身のことではなく、一般例としてUFCにさらなる好条件を求めて要求が通らなかった場合、ベラトールを始め他のプロモーションと良い条件で契約できるとは限らない。いや、むしろUFCからあぶれてくるファイターが多ければ多いほど、他団体も財布の紐を絞ってくることも考えられる。
いずれにせよサークノフはオクタゴンに戻り、スイス人初のUFCファイターとなったオズテミアと戦う。なおサークノフは3月6日付のランキングで15位に再ランクインされていた。同大会のメインはイベント名にあるように、母国でアレキサンダー・グスタフソンがグローバー・テイシェイラを迎え撃つライトヘビー級戦が組まれている。