【Bellatror170】シンゾー・マチダ、ケビン・ケイシー、コディ・ボーリンガーらプレリミも見所多し!!
【写真】シンゾー・マチダ、ケビン・ケイシー、コディ・ボーリンガー、コリーン・シュナイダー出場のプレリミも見所が多い (C)BELLATOR, RFA, INVICTA FC & KEITH MILLS
21日(土・現地時間)、カリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催されるBellator 170「Ortiz vs Sonnen」。南カリフォルニア・LA近郊のビッグショーは、昨年8月のBellator160=ベンソン・ヘンダーソン×パトリシオ・フレイレ戦以来となる。
ベラトール160はアナハイムで開かれ、17000のキャパのホンダ・センターに9.150ほどの観客を集めた。今回もほぼ同じ収容人員のザ・フォーラスもどれだけの観客を集めることになるのか。
そんな観客動員にも影響を与えるプレリミ出場のローカル勢だが、そこは西海外のMMAどころ──名前のあるファイターがアンダーでも通常大会以上に揃っている。まず今大会が行われるイングルウッドから南に20キロほど南下しロミータにマチダ・カラテ・アカデミーをオープンさせたシンゾー・マチダが、キャリア2勝0敗のジャマール・オカンボと対戦する。
2006年松濤館空手世界大会で準優勝するなど、空手では実弟リョート以上の戦績を残すシンゾーは、過去のMMA戦績は4勝2敗。米国ではRFAからベラトールで戦うようになり3連勝中。このうち2試合でKO勝ちしており、カラテからMMAへ打撃がアジャストできつつある。それでもフィニッシュに行く際にパンチが荒くなり、ガードががら空きになる点は注意が必要だ。
LAダウンタウンから東へ40マイルのランチョクカモンガ在住のコディ・ボーリンガーはTUF18で体重を落とせず、シャワーを浴びながらその水分摂取しダナ・ホワイトから即ハウスからの退去を命じられたことで名前を残しているファイターだ。その後WSOFで再起を図り、連勝でバンタム級王者マルロン・モラエスへの挑戦権獲得──も、ここでも体重を落とせずキャッチウェイト戦で一本負け、同プロモーションからもリリースされた。
Titan FCではさすがにフェザー級に階級を上げたが、アンドレ・ハリソン&フレディ・アスンソンというその後のフェザー級&ライト級王座の前に敗れ、さらには昨年8月にRFAで一本負け喫し、完全にトップ戦線から遠のいた感がる。1カ月半後にローカル大会で復帰し白星を得ている。対戦相手のキャリア12連勝でベラトールと契約したが、ここまで3連敗中のヘンリー・コラレスということもあり、ボーリンガーにとってこのプレリミ出場は最後のメジャー昇格──への一歩といえる。
8月にUFCをリリースされたケビン・ケイシーも、ベラトールを選択した。TUF17出演、かつてはヒクソン・グレイシーの愛弟子&クロンの親友として注目を集めていたケイシーもボーリンガー同様に、地元といえる──ケイシーはLA在住──イングルウッド大会のキース・ベリー戦で再起を目指す。
女子でもご当地ファイターでInvicta FCでタイトル戦を経験したコリーン・シュナイダーがベラトール初出場を迎え、レベッカ・ロースと対戦。このほか、LA近郊ではなくサンディエゴからだが──UFCベテランでDEEPで赤尾セイジとドロー、Xplode Fight Seriesで金原正徳と対戦する話もあったアレックス・ソトという日本にも縁のある選手が、デマルクス・ソトと戦う。今回のベラトールのプレリミマッチ、その注目度は通常と比較にならないほど高いといっても過言でない。
■Bellator170対戦カード
<ライトヘビー級/5分3R>
ティト・オーティズ(米国)
チェール・ソネン(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
ブレナン・ワード(米国)
<ミドル級/5分3R>
ハレック・グレイシー(ブラジル)
加藤久輝(日本)
<フェザー級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
エマニュエル・サンチェス(米国)
<ライト級/5分3R>
デレック・カンポス(米国)
デレック・アンダーソン(米国)
<フェザー級/5分3R>
シンゾー・マチダ(ブラジル)
ジャマール・オカンポ(米国)
<ヘビー級/5分3R>
ジャック・メイ(米国)
デイブ・クライヤー(米国)
<フェザー級/5分3R>
コディ・ボーリンガー(米国)
ヘンリー・コラレス(米国)
<ミドル級/5分3R>
ケビン・ケイシー(米国)
キース・ベリー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ギヘルメ・ヴァスコンセーロス(ブラジル)
ジョン・マカリオ(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ガブリエル・グリーン(米国)
ジャリン・ターナー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・ゴンザレス(メキシコ)
ダニエル・ロドリゲス(米国)
<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
イアン・バトラー(米国)
<ウェルター級/5分3R>
ジョニー・シスネロス(米国)
カーティス・ミランダー(米国)
<ライト級/5分3R>
マイク・セグーラ(米国)
トミー・アーロン(米国)
<バンタム級/5分3R>
ロブ・グッチ(米国)
ジェイムス・バーンズ(米国)
<フライ級/5分3R>
アレックス・ソト(米国)
デマルクス・ブラウン(米国)
<女子フライ級/5分3R>
レベッカ・ルース(米国)
コリーン・シュナイダー(米国)