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【Bellator 170】MMAレジェンズ・ウォーズ開戦、まずはティト・オーティズ×チェール・ソネンから

Chael & Tito【写真】老いていよいよ盛ん──とは失礼な表現だが、41歳のティトと39歳のソネンの対決はレジェンド・カテゴリーの確立への一歩となる(C)BELLATOR

21日(土・現地時間)、Bellatorの2017年第一弾Bellator 170「Ortiz vs Sonnen」がカリフォルニア州イングルウッドのザ・フォーラムで開催される。


10月の正式発表から4カ月、ついにティト・オーティズとチェール・ソネンの対決が今週末に迫ってきた。ティトの存在感は日本と米国ではかなり違い、レジェンド格の筆頭だ。対して業界に初めてトラッシュトークを持ち込んだといっても過言でないソネン。

過去の実績でいえばティトは元UFC世界ライトヘビー級王者で、こう書き記すと時代の流れを感じざるを得ないがエンセン井上がロイス・アルジャーを破った1997年5月のUFC13でMMAデビューを飾り、ズッファ体制後のUFCではランディ・クートゥー、チャック・リデル、そしてヴィトー・ベウフォートとライトヘビー級四天王時代を形成。TUFで着火するまでのMMA人気の基礎を気付いてきた。

MMA創世記を終え、一旦はこういうものがあることが世間に知られてから根付くまでの厳しい時代をリードしてきたティトが、北米で尊敬を集めるもの不思議でない。対して、ソネンが頭角を表したのは、実は2009年の2度目のUFC参戦時からで既に32歳を迎えていた──遅咲きのファイターだ。

その時点でキャリアは30戦を越し、パンクラスへの来日、第一次UFC参戦(※1勝2敗)、WECで世界王座挑戦を経験していたものの地味なテイクダウン&パウンダーという見方がなされていた。その後、人種差別批判も辞さないトラッシュトークの勢いとともにオクタゴンのなかでも打撃&テイクダウン、トップキープに冴えを見せアンデウソン・シウバとの因縁でトップファイターの座に登り詰めた。

その後、まだまだ話題を提供できるピーク時に薬物使用が発覚し、引退発表。WSOFのカラーコメンテイターなどを務め、今回の復帰を迎えた。過去10戦の勝ち負けでいえばティトは3勝7敗、対するソネンは6勝4敗。パフォーマンス&戦績ともにソネンがティトを上回る。ただし、ソネンにとってこの試合は3年2カ月振りの実戦で、上にあるように一度は引退していた身であることを考えるとコンディションに不安が残るのも事実だ。

いずにせよ、ヴァンダレイ・シウバ、エメリヤーエンコ・ヒョードルとレジェンドが集うベラトールにあって──ソネンがこの試合で勝利すれば、幻に終わったTUFブラジル03コーチ対決=×ヴァンダレイ戦の実現、さらに階級に拘らないと宣言していることでヒョードル戦という展開を見えてくる。あるいはティト×ヴァンダレイ=17年振りの再戦という選択もあり、ベラトールのレジェンド路線は一つのカテゴリーとして、いよいよ盛んになっていきそうだ。

■Bellator170対戦カード

<ライトヘビー級/5分3R>
ティト・オーティズ(米国)
チェール・ソネン(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ポール・デイリー(英国)
ブレナン・ワード(米国)

<ミドル級/5分3R>
ハレック・グレイシー(ブラジル)
加藤久輝(日本)

<フェザー級/5分3R>
ジョージ・カラキャニャン(米国)
エマニュエル・サンチェス(米国)

<ライト級/5分3R>
デレック・カンポス(米国)
デレック・アンダーソン(米国)

<ウェルあt-級/5分3R>
ガブリエル・グリーン(米国)
ジャリン・ターナー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
クリスチャン・ゴンザレス(メキシコ)
ダニエル・ロドリゲス(米国)

<ライト級/5分3R>
ジェイコブ・ロザレス(米国)
イアン・バトラー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ジョニー・シスネロス(米国)
カーティス・ミランダー(米国)

<ライト級/5分3R>
マイク・セグーラ(米国)
トミー・アーロン(米国)

<バンタム級/5分3R>
ロブ・グッチ(米国)
ジェイムス・バーンズ(米国)

<フェザー級/5分3R>
シンゾー・マチダ(ブラジル)
ジャマール・オカンポ(米国)

<ヘビー級/5分3R>
ジャック・メイ(米国)
デイブ・クライヤー(米国)

<フェザー級/5分3R>
コディ・ボーリンガー(米国)
ヘンリー・コラレス(米国)

<ミドル級/5分3R>
ケビン・ケイシー(米国)
キース・ベリー(米国)

<ウェルター級/5分3R>
ギヘルメ・ヴァスコンセーロス(ブラジル)
ジョン・マカリオ(米国)

<女子フライ級/5分3R>
レベッカ・ルース(米国)
コリーン・シュナイダー(米国)

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