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【Bellator208】開始直後に左フック炸裂。ヒョードルがソネンの反撃を封じ、パウンドアウト!!

<ヘビー級ワールドGP準決勝/5分3R>
エメリヤーエンコ・ヒョードル(ロシア)
Def.1R4分46秒by TKO
チェール・ソネン(米国)

試合開始直に前に出て左を伸ばしたソネンに、ヒョードルが左フックを打ち抜きダウンを奪う。パウンドにいかず、スタンドで待つヒョードルはテイクダウンに出ようとするソネンを2度に渡り跳ね返し、組みつかれると腰に乗せて投げを決める。一度は抑えるが、スタンドに戻ったヒョードルはソネンのテイクダウンをいなして、反り投げ気味に崩していく。

続くダブルレッグでついにテイクダウンを決めたソネンが、パウンドから殴りバックを取る。ここでワキをすくって、前方回転を狙ったソネンだが、すっぽ抜けるように前方に落とされてしまう。パンチを被弾し頭を抱えたソネンだが、必死で上を向き直し抑えたヒョードルがスタンドに戻る。直後にダブルからボディロック、ソネンが2度目のテイクダウンに成功する。

ソネンはハーフからマウントを狙うと、このタイミングでヒョードルがブリッジしてリバーサル。またも立ち上がったヒョードルはここで殴りに行き、ソネンは組みつきながらガードを取る。ラウンド残り時間も少なくなり、ヒョードルはパウンドのラッシュに。一度は空振りで姿勢を乱しながらも、すぐに殴りを続ける。頭を抱えて動けないソネンを見て、ついにレフェリーが試合をストップしヒョードルがTKO勝ちを決めた。

ヒョードルは「チェールは凄く良く準備してきていた。神に感謝している。僕は疲れていない]」と言い、ヘビー級ワールドGO決勝に関して「ベイダーはとても強い。シリアスな相手になるだろう」とマイクで話し、「最初にダメージを受けて、持ち直そうとしたけどならなかった。バックからRNCを取ろうとした動きだけど、前に乗り過ぎていた」と中盤のチャンスを逸した瞬間を振り返った。直後にライアン・ベイダーがケージイン、ヒョードルとフェイオフとなり今大会は大団円を迎えた。


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