【Road to UFC S04 Ep06】中国勢最初の決勝進出はソランランポ。シャンを下し、バンタム決勝はルイと対戦
<Road to UFCバンタム級準決勝/5分3R>
ソランランポ(中国)
Def.3-0:30-27.30-27.30-27.
カイ・シャン(シンガポール)
シャンが手を伸ばすもグローブタッチはなし。サウスポーにスイッチしながら、シャンが右に回る。プレスをかけるソランランポ。左に回ったシャンに対し、ソランランポが右を伸ばす。シャンが左ハイを放つと、やはりソランランポは右ストレートを狙う。左右に回って的を絞らせないシャンが、足を使って左ミドルを当てる。ソランランポの右をヘッドスリップでかわすシャン。フェイントを見せ合うなか、シャンの右ローを受けたソランランポが右を伸ばす。
シャンは右ハイ、ソランランポが右を伸ばしていく。残り2分でソランランポの左右連打がヒット。腰を落としたシャンがニータップで組むも、ソランランポは立ち上がって離れた。再び左右に回るシャンの顔面に、ソランランポが右アッパーを突き上げる。シャンが左ストレートから組みに行くも、ソランランポにかわされてしまう。右ボディストレートから左フックに繋げるソランランポ。ラウンド終了間際、距離を取っていたシャンが前に出ると、ソランランポが右ハイを浴びせた。下がるシャンに左右のパンチからヒザ蹴りを見せて初回を終えている。
2R開始前、拳を握らず指を伸ばしがちなシャンにレフェリーが注意を与える。ラウンドが始まると、ソランランポの右狙いは明白だ。シャンのほうから距離を詰めていく。ソランランポは会場の声援を受けて、右を伸ばす。シャンが足払い右ローを繰り出す。シャンが頭を下げたところに左フックを打ち込むソランランポ。シャンの左ハイにも右を合わせていく。なかなか入れないシャンはニータップを切られた。
シャンが頭を下げると、やはりソランランポは左フックを打ち込む。さらに右を突き刺すと、シャンが距離を取った。飛び込んでテイクダウンを狙ったシャンに対し、ソランランポはバックステップでかわす。シャンの左ミドルハイをブロックしたソランランポは、左右ストレートで相手を下がらせる。右ストレート、左ジャブ、右アッパーで攻め込むソランランポ。シャンはシングルレッグで組んだが、ソランランポが足を抜いて離れた。距離を取るソランランポは、シャンのニータップを切って蹴りを浴びせた。
最終回、ソランランポがプレスをかけていく。右アッパーから左フックに繋げるソランランポ。さらに右ストレートでシャンの顔を跳ね上げた。前に出て来るソランランポに、カウンターで左ストレートを伸ばすシャン。下がる相手に右ローを打ち込み、左ハイを見せる。ソランランポは右ストレートを空振り。しかし右をボディに突き刺した。シャンがテイクダウンのフェイントから、レベルチェンジで左ストレートに繋げる。パンチとテイクダウン、テイクダウンとパンチを織り交ぜるシャンだが、打ち終わりに右を狙われてしまう。
シャンはダブルレッグからダーティボクシングを狙うも、ソランランポを捕まえきることができない。左右フックを振り回すシャンに対し、距離を保つソランランポ。シャンは飛び込むも足を触れず。ニータップからダーティボクシングのシャンを突き放したソランランポが右を打ち下す。そのままソランランポが距離をキープし、回転蹴りの打ち合いで試合終了のホーンを聞いた。
裁定はソランランポがフルマークで勝利し、トーナメント決勝でローレンス・ルイと戦うことが決定。インタビュー後にルイがケージインし、フェイスオフを行った。