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【RFC35】RYOの挑戦を受けるミドル級王者チャ・ジョンファン「長期戦を見据えています」

cha-junghwan【写真】チェ・ムギョムの防衛戦当日の朝に快くインタビューを受けてくれたロードFCミドル級王者チャ・ジョンファン (C)KAORI SUGAWARA

10日(土)に韓国ソウルのチャンチュン体育館で行われるROAD FC 35でRYOの挑戦を受けるロードFCミドル級王者チャ・ジョンファン。
Text by Kaori Sugawara

1月に福田力を破り、ベルトを巻いた彼にとって実に11カ月振りの実戦が王座初防衛戦となる。MMAストーリーという韓国のトップジムを運営、ロードFCフェザー級王者チェ・ムギョムやバンタム級の実力者キム・ミンウらプロファイターの指導も重要な生業だ。

そんなファイター以外の顔を持つチャンピオンを愛弟子チェ・ムギョムが3度目の王座防衛を行う中国河北省のシーチャーチュワンでキャッチ(※取材は11月19日に行われた)した。


──次戦、タイトル初防衛戦が決まりました。今はどのように過ごしていますか。

「試合まであと3週間なので、練習では主にスパーリングをしています。今夜、チェ・ムギョムはきっと3度目の王座防衛に成功します。私も頑張って防衛したいと思います」

──MMA ストーリー所属選手にとって大切な試合が続きます。指導者として気を張った状態が続き、チャ・ジョンファン選手自身の試合に影響はありませんか。

「自分自身も早く試合に出たいと思っていましたが、1月にチャンピオンになってから11カ月間も空いてしまいました。ロードFCには早く試合を組んで欲しい、年内に1~2回は試合をしたいと伝えていたので、ようやく試合が決まって胸をなでおろしています」

──この間、MMAファイターとしてどのようなスキルアップを図ってきましたか。

「私はジムの館長で選手を管理する立場なので、まずは選手のケアを第一に、続いてジムの運営に集中していました。本格的な練習を再開したのは2カ月前からです」

──なるほど、試合が決まってから練習を本格的に再開したという形なのですね。

「かなり体が鈍ってしまったのと、食べるのが好きなので100キロまで体重が増えてしまい、この2カ月で7、8キロ落としました。あと7キロほど残っていますが、試合まで1カ月ほどあるので問題ないです。体の調子は良いです。

今は午前中はロードワーク、午後3時から5時はスパーリングを中心に、夜は技術的な練習をしています」

──確かに9月にお会いした時よりも、スリムになったと思っていたんです(笑)。その分、カットウェイトが大変だったのではないかと。

「減量を始めた当初は辛かったです。結婚して子供もいるので、夕食の時間が遅くなったり、夜食も食べていたのですが、減量のために夜食をやめて、野菜中心の食事にしています。

タイトル戦でなく、ストレスは減量です。体重を減らすのが大変です(笑)。それ以外のことは問題ありません」

──RYO選手は在日韓国人3世。韓国でキャリアをスタートさせ、日本でその後成長してきた選手です。

「韓国時代のRYO選手の試合は、よく見ていました。確かDEEPのチャンピオンですよね、自分はロードFCのチャンピオンです。DEEPのチャンピオンとロードFCのチャンピオンの試合でもあります。韓国を代表として戦うので、必ず勝てるように備えます」

──改めてRYO選手の印象を教えてください。

「あまり積極的に自分から入ってくる選手ではなく、自分の位置でカウンターを打ってくる選手なので、それを想定して作戦を立てています。相手をよく見て急がず時間をかけて戦いたいと思っています。

RYO選手はベテランで30戦以上の経験がありますが、歳は自分よりも上で体力的な部分では自分が勝っているはずです。なので長期戦を考えています。早く終われば良いですが、長期戦を見据えて試合に備えています。

3Rまででドローになれば延長ラウンドもあります。全てのラウンドで自分がリードしていきたいですが、ダメージが大きければ福田戦の時のように自分からどんどん攻めていきます」

──MMAストーリーはバンタム級からライト級の選手が充実していますが、ミドル級のトーレニングパートナーは?

「確かに自分のジムの選手たちは軽量級の選手が多いので、その中で一番大きいのがライト級のキム・ギョンピョです。ただし、近くにジムも多いので、他のチームともよく交流をしていますし、よく一緒に練習しています」

──では最後にファンへ一言お願いします。

「いつもファンの方へ面白い試合を見せたいと思っています。準備をしっかりとして、観ている人が興奮するような試合を見せます」

■ROAD FC35対戦カード

<ウェルター級チャリティーマッチ/5分2R>
キム・ボソン(韓国)
武士正(日本)

<ROAD FCライト級選手権試合/5分3R>
[王者] クォン・アソル(韓国)
[挑戦者] 佐々木信治(日本)

<ROAD FC無差別級選手権試合/5分3R>
[王者] マイティー・モー(米国)
[挑戦者] カルロス・トヨタ(ブラジル)

<ROAD FCミドル級選手権試合/5分3R>
[王者] チャ・ジョンファン(韓国)
[挑戦者] RYO(日本)

<バンタム級/5分3R>
キム・スーチョル(韓国)
清水俊一(日本)

<ライト級/5分3R>
イ・スンヨン(韓国)
ブルーノ・ミランダ(ブラジル)

<ライト級/5分3R>
パク・ウォンシク(韓国)
ムングオスズ・ナンディンエルデン

<ウェルター級/5分3R>
イ・ウンス
クエルバンジアン・トゥロシバク

■ Young Guns31対戦カード
<フェザー級/5分2R>
パク・ヒョングン(韓国)
キム・ヒョンス(韓国)

<ライト級/5分2R>
キム・ギョンピョ(韓国)
パク・デソン(韓国)

<フェザー級/5分2R>
キム・セヨン(韓国)
イ・チャンジュ(韓国)

<フェザー級/5分2R>
イ・ジョンヨン(韓国)
キム・ホジュン(韓国)

<フライ級/5分2R>
カン・ヨンス(韓国)
ワン・デユ(中国)

<ライト級/5分2R>
玉木壽成(日本)
キム・ギュヒョン(韓国)

<フライ級/5分2R>
キム・ウジェ(韓国)
コ・ドンヒョク(韓国)

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