【UFN101】粕谷優介の次戦が決定。矢地を下したPXC王者ヴォルカノフスキーと豪州決戦!!
【写真】アグレッシブなヴォルカノフスキーと好勝負が期待される粕谷 (C)MMAPLANET
12日(金・現地時間)、UFC JAPANより粕谷優介が11月27日(日・同)に豪州メルボルンのロッドレイバー・アリーナで開催されるUFC Fight Night101「Rockhold vs Jacare2」に出場し、アレックス・ボルカノフスキーと対戦することが発表された。
本来は今週末、15日のフィリピン大会でダミア・ハゾヴィッチと対戦予定だったが、既報の通り同大会がキャンセルになり、9月のUFC203でハゾヴィッチがビザを取得できずに試合が延期されたのに続き、2カ月連続のファイトの消滅──。「しばらく落ち込むことにする」と断言していた粕谷が早々に次戦が決定した。
対戦相手はハゾヴィッチがフィリピン大会直前に負傷していたこともあり、UFCデビューの豪州人ファイターであるヴォルカノフスキーに変更された。ヴォルカノフスキーはキャリア13勝1敗の殴って蹴ることができるレスラー。昨年12月に粕谷がUFC契約のチャンスを掴んだPXCで、矢地祐介を三角絞めで下しフェザー級チャンピオンになっている強豪だ。
ケージレスリングにも強く、矢地を極めたように意外にもガードワークやサブミッションも武器としているアグレッシブなファイターだけに、勝っても負けても一本決着の粕谷としては、思い切り力を出し切れる相手といえる。負傷を押して出場したUFCデビューから1年2カ月、2度のキャンセルで溜まったストレスをぶつけるのに適した──猛者といえる。